Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• よっち

  読了日：2020/01/30

  神都を舞台にした緒戦で、見事《炎》のヴァッサーファルを撃退した勇斗たち。しかしその喜びもつかの間、神算鬼謀の信長による新たな戦術が神都に襲い掛かる第二十弾。シバと決着をつけたルーネも未だ帰還せず、大陸脱出するための時間を稼がなければいけない状況で、現状を打開する最適解を突きつける信長の難敵っぷりが今回も際立っていましたけど、だからこそフヴェズルングの知略や、ここまで培ってきた阿吽の呼吸っぷりが光る展開でしたね。とはいえ苛烈なる復讐鬼と化した厄介な信長相手に予定通り次巻決着となるか、著者さんの奮闘に期待。

• なつきネコ

  読了日：2022/07/15

  帝都防衛戦の苦戦の中。石兵八陣もどきと焼き討ち戦術で戦果は上げているが決定打にはならずか。ヴァッサファルの縦深防御は銀英伝を思い出した。それをおいてもルーネは勇斗の忠犬ぶりが拍車をかけていく気がする。しかし、蘭丸も史実に負けない忠犬ぶり。この二人の忠犬対決を見たかったな。これは信長も可愛がるよな。その信長に対峙する勇斗もスゴイ。次は信長の本気をだすだろうに。この信長の本気を相手に対処できるかが、見所。

• Abercrombie

  読了日：2020/05/31

  〈鋼〉の逆襲がはじまり、〈炎〉との戦いにもようやく決着がつくかと思ったのになあ。不安しか感じない結末だ。

• bluets8

  読了日：2020/02/03

  信長のいない時代の知識を選びながら、奇策を繰り出す勇斗に対して、常に最速かつ最善手で応戦してくる信長。兵力と知識量で勝る《鋼》と勇斗の優勢が続いているものの、たった一度の悪手で盤面がひっくり返りそうな緊張感と気味の悪さを感じ続ける、焦れる話だった。そんな緊迫した戦況の中でも、個のエピソードが大事にされているのが良いところ。イチオシは兄妹仲直りシーン。勇斗には絶対に見せないフェリシアのSっ気にニヤリ。

• 藤和田

  読了日：2020/06/10

  帝都防衛戦第2回戦。ヒロインを信じた結果の逆転劇。まさかのラストで次巻からの信長が怖い。

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