このアルバムは、正直好きではないですが、この才能を、埋もれさせるには惜しいのでこの評価にしました。

今までと、曲調が違って新鮮に感じました。また、彼女の人柄がとても良く表れているように思います。

アルバムとしての作品レベルの高さは前作に及ばないものの 前作よりも希望を感じるバラード曲、ポップナンバーが満載で聴き応えがある。 ６，７曲あたりはボーカリストとしての力量を感じた。 こんなにも作曲能力が高い人も貴重な存在だと思う。

どこか懐かしい「テシモル」のリズム、羽毛田先生を彷彿させる浮遊感、 これをSugarHighから羨望しリアスカートに酔いしれて。。。 ムクドリと副道の関係を考察し、毛馬とHAMMAをリンクさせるも良しやぁ。 �Eタシデレのリズム、盆にルーテル市で酔いしれたい。 �K琥珀の雪、いつしかアヌサワリー・スワンラプルーにて熱傷やぁ。

何か、デビュー当時の彼女と今の鬼束さんとは、かなり違う印象を受けます。体調を崩してしまったせいでしょうか・・・。でも歌は、最高ですね！「帰り道をなくして」の後半の盛り上がりなんて、ホントにもう鳥肌が立ちます。スゴいな。これからもどんどん続けて欲しい。体に気を付けて頑張って下さることを願います。　

やっとやっとやっとやっと出る！！！！！ 今度こそ延期にならないことを祈っています。 発売をとにかく信じて待っています。

天才だとしか思えない。

蛍の、素晴らしさには、舌をまくもう心配することは、何もなさそうでホッとした。後は、音を聞くのみ

既発表曲が半数を占めるので、割高感を感じながら購入しましたが、とんでもない！新しい声が聞ける「STEAL　MY　HEART」、ｿﾛｷﾞﾀｰがMike　Oldfieldみたいなｽﾋﾟｰﾄﾞ感溢れる「I　pass　by」（鬼束さんの英語の歌にいまいち入りこめなかったのですが、この曲はすごく好きです）、おだやかなﾒﾛﾃﾞｨで狂気に近い愛を歌い上げる「Losing　a　distance」と、傑作揃いですが、ﾗｽﾄの「VENUS」の凄さには圧倒されます。これほど気高い誇りと決意に溢れた曲に逢うのは久しぶりに感じました。鬼束さんの決意表明でしょうか。延期されたＤＶＤの発売が待ち遠しいです。 欧米ではベストセラーとなった（日本ではそれほど売れたとは聞かない）ﾐﾚﾆｱﾑというｽｳｪｰﾃﾞﾝの社会派ﾐｽﾃﾘに登場するR・ｻﾗﾝﾃﾞﾙというとんでもないﾋﾛｲﾝがいるのですが、、まつろわぬ姫、鬼束さんに、そのｲﾒｰｼﾞがダブってしまいます。期待以上の傑作です。 異論は有るでしょうが、ｹｲﾄ･ﾌﾞｯｼｭとちあきなおみさんの中間に鬼束ちひろさんがいると感じています。

良いアルバムです。 中盤の「steal this heart」「ｉ　ｐａｓｓ　ｂｙ」がバラード曲を引き立てていてアルバムを通しての世界観がジャケット含めて素晴らしい。 先行曲を聴いた時点ではロック主体になるのかと思っていましたがどちらかというとバラードの良さが目立つ。このバランスが良いと思います。やはり彼女の歌はバラード曲が群をぬいて深い。良いバラードを歌えるミュージシャンは居そうでなかなか居ないと思います。それ故に改めて鬼束ちひろの力量を思い知りました。 徳永英明等のプロデューサーの坂本昌之を起用したのも良かったのではないでしょうか。