雪月夜 双葉文庫

馳星周

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784575526424
ISBN 10 : 4575526428
フォーマット
出版社
発行年月
2023年02月
日本
追加情報
:
600p;15

内容詳細

極寒の根室でくすぶっている幸司のもとに、幼馴染みの裕司が突然現れた。子どもの頃から悪ガキコンビとして知られ、つるみながらも憎しみあっていた。東京で極道になった裕司は、二人の友人である敬二を一緒に捜せと脅してくる。敬二は裕司の組から数億の金を掠めとって根室に潜伏しているという。断てない腐れ縁を抱えた大人たちのドス黒い欲望が剥き出しとなり、暴力と嘘に塗れた救いがたき惨劇が始まる。『少年と犬』で注目を集めた直木賞作家の傑作、魂も凍りつく暗黒小説が新装版で登場!

【著者紹介】
馳星周 : 1965年北海道生まれ。横浜市立大学卒業。96年『不夜城』でデビュー。97年に同作品で第18回吉川英治文学新人賞、第15回日本冒険小説協会大賞、98年に『鎮魂歌不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞、99年に『漂流街』で第1回大藪春彦賞、2020年に『少年と犬』で第163回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nabe さん

    帯の通りのクサレ外道小説。国境の街の悲哀を背景にしているが、外道は外道。全く引き込まれなかった。

  • Asaya さん

    久々の馳ノアール。20年以上も前の本だったのね。でも面白かった。北の最果て根室で巻き起こる二億円強奪合戦。登場人物みんな気持ちいいくらいクズばかり。ひたすら騙し合いと殴り合い、そして最後は殺し合い。ところで、ゆうじとこうじとけいじ、ミーシャとナターシャ、恩田と太田、みんな名前で韻を踏んでるのは意味あるのかなと思ったが、ま、あるわきゃないか…終始U字工事がちらついたのは僕だけではないはず。

  • たまごん さん

    ノワール小説の巨匠、馳星周先生。久々に集中して一気読みしちゃいました。 金、金、金。 なぜ、そこまで金に拘るのか? 読了後に感じる読者の価値観が別れる作品です。読む価値あり!

  • あさみみ さん

    久しぶりにノアール小説を読んだ。体力気力共に不夜城を読んだ時とは比べものにならないくらい落ちているせいか、ぐったり疲れた。

  • ケンちゃん さん

    途中で読むのを諦めたくなる位に間延びした内容薄い物語。 名作だった「少年と犬」の同じ作者が書いたと思えない位の出来に感じた。

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人物・団体紹介

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馳星周

1965年、北海道生まれ。横浜市立大学卒業。97年『不夜城』で吉川英治文学新人賞、日本冒険小説協会大賞、98年『鎮魂歌 不夜城2』で日本推理作家協会賞、99年『漂流街』で大薮春彦賞、2020年『少年と犬』で直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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