須賀田礒太郎

須賀田礒太郎 レビュー一覧

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商品ユーザーレビュー

7件
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  • 最後まで聴いてみて、須賀田という作曲家の実に多彩な...

    投稿日:2018/05/31

    最後まで聴いてみて、須賀田という作曲家の実に多彩な作風を楽しむことができました。よくこの時代の邦人作曲家は、同時代の音楽(ストラヴィンスキー、ラヴェル等)の影響を受けている(もう少し悪く言えば真似っ子)というように書かれることがありますが、だからこそ、むしろその音楽の多様さが面白いのだと思います。最初の「交響的序曲」を聴く限りでも、その重厚さと軽快さの絶妙な対比あるいは調和を感じることができるはずです。確かに、これぞ、という強烈な印象を与えるものは少ないかもしれませんが、何回聴いても飽きを感じさせない作品だと思います。とくに「東洋の舞姫」は、長さも程よく、1回聴くとやみつきになってしまいます。どうしてもマイナーな作曲家というイメージがありますが、いずれも親しみやすい作品ですので、邦人作曲家あるいは近現代音楽ファンでなくても楽しめるのではないでしょうか。

    ブルノのおっさん さん

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  • 郷土の誇りなどという田舎臭い科白は吐かないのが神奈...

    投稿日:2017/10/12

    郷土の誇りなどという田舎臭い科白は吐かないのが神奈川横浜の人間浜っ子だ だが彼の音楽が聴けて嬉しいわたしも神奈川川崎の出だ 早坂文雄より7つ年上で3年早く亡くなった須賀田 それも同じ結核が因だった 戦時中に疎開した佐野の地に止まりそこで逝った 書き残された楽譜がその地に半世紀も埋もれていたとは驚く 郷土神奈川のオーケストラが蘇演して日の目を見たのも喜ばしい 神フィル(かなフィル)は近年充実した態勢と演奏を披瀝して音楽ファンの支持を得ている ここに聞かれる演奏は誰をも納得させる実力を示している 神フィルを世に知らしめる一枚でもある 須賀田の音楽は20世紀が辿った音楽の潮流を映しそこに日本と東洋の音楽観を織り込まんとした生命力が慥かに刻まれている 同時代の早坂らが歩いた道でもある こうした東洋の一島国に展開した西欧音楽摂取の記録は後の世界はどう評価するのだろう お聴きになっては如何     

    風信子 さん

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  • 須賀田の作品を聴いたのはこのCDで二枚目です。 曲に...

    投稿日:2010/12/31

    須賀田の作品を聴いたのはこのCDで二枚目です。 曲によって顔は違いますが、どれもなかなか見事な作品、収録曲の中では、東洋の舞姫がエキゾチックで楽しく聴けます。 神奈川フィルハーモニーとあまりメジャーではないオケですが、非常に良く健闘していて良いなと思います。録音も音質も優秀ですし、いつもながら解説も濃い、加えて価格も安いと満点のCDです。

    レインボー さん

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  • 全く未知の作曲家でした。作風は、戦前・戦後で変化は...

    投稿日:2009/02/26

    全く未知の作曲家でした。作風は、戦前・戦後で変化は当然ありますが、交響的序曲は、雅楽を思わせるような日本的な作品、生命の律動は、↓のレビューにもあるように、ペトルーシュカを思わせる作品、東洋の舞姫は、大河ドラマのテーマ・ソングでもおかしくないような作品、アンコール・ピースには持って来いの内容です。オケの特性なのか、全般的にはやや迫力に欠ける印象だ。他のオーケストラで聞きたいですね。

    k.k さん

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  • 「ヒンデミットのパロディか?」と思わせる「序曲」、...

    投稿日:2008/02/29

    「ヒンデミットのパロディか?」と思わせる「序曲」、ストラヴィンスキー好きなら爆笑確実の「生命の律動」、妙な俗っぽさが面白い「舞姫」・・とどれも実に楽しい。変な「芸術臭さ」が無く、「こんなの作曲しちゃいました」とでも言いたげな軽さ、器用さ。こんな作曲家が忘れ去られていたとは・・ 演奏もなかなか充実している。コスト面で厳しいかもしれないが、このシリーズはもっと日本の地方オケを起用してほしい。

    にゃおにゃお金 さん

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  • 大澤壽人氏の作品と同じような感想を持つ。技術の修練...

    投稿日:2007/07/11

    大澤壽人氏の作品と同じような感想を持つ。技術の修練に明け暮れていた器用さがあり、悪く取れば、全体にはとりとめない印象もなくはないが、瞬間瞬間のおもしろさは抜群だ。 そして曲によって全くと言っていいほどスタイルが違うのもこの時期の日本人作曲家の有る傾向の一つ。 しかし、日本西洋音楽黎明期にこのような気概を持った活動をしている人がいたことに、やはり感動せざるを得ない。音楽以外に、そのような気骨っぷりをも感じる一枚だ。

    AG さん

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  • いやいや、これが出るとはまさに歴史的だね。この演奏...

    投稿日:2007/06/22

    いやいや、これが出るとはまさに歴史的だね。この演奏会の日の熱い想いがCDになって再現されるとは驚きです。ぜひ、皆さんも聴いてみてください。

    abe さん

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ありがとうございました

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