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遊びの時間は終らない

鈴木光司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799325797
ISBN 10 : 4799325795
Format
Books
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「警察と犯人役はお互いに手の内を見せなくてもいい」と、筋書きなしではじまった銀行の防犯訓練。しかし、生真面目で融通のきかないお荷物刑事の平田が「完璧な強盗役」を演じてしまい、警察側は手も足も出ない。さらに、訓練は日本中を騒がす事態に発展していく―設定の奇抜さで映画化された表題作に加え、“遊びの時間”をテーマにした人気作家3名の書き下ろし短編を収録。

【著者紹介】
鈴木光司 : 1957年静岡県浜松市生まれ。1990年、『楽園』で日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。1991年、『リング』がヒットし、後にハリウッドでも映画化される

天祢涼 : 1978年生まれ。2010年、『キョウカンカク』でメフィスト賞を受賞

嶋中潤 : 1961年千葉県生まれ。2013年、『代理処罰』で日本ミステリー文学賞を受賞

都井邦彦 : 1984年、「遊びの時間は終らない」で第2回小説新潮新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yamatoshiuruhashi

    塩田武士「盤上に散る」巻末で著者とドラマで林鋭生役をやった石橋蓮司が対談をしていた。その中で俳優とアドリブの話から映画「遊びの時間は終らない」について言及されていることから映画を見直す。91年公開。30年も前の映画なのにやっぱり笑い転げてしまい初めて原作を読む。原作は都井邦彦。他に三人の作品を載せたアンソロジーとなっているが、再刊される本作のための書下ろし。事件の連続性をテーマの4作品だが、やはり「終らない」が一番面白い。また映画を観たくなった。

  • きたさん

    表題作が1984年の復刊なせいもあるのか、笑いのツボが合わなくて、面白いと感じることなく終わってしまった。映像だったらまた違う風に感じるのだろうなあとは思うのですが。個人的には天祢涼の短編はそこそこ面白かったものの、全体的にあまり目新しさがなかったのが残念。

  • ジニー

    ★★★☆☆

  • isutabi

    都井邦彦著「遊びの時間は終らない」とそれにちなんだ作品のアンソロジーだそうで表題作は確かに楽しかったのですが他の作品はそれほどの爽快感がありませんでした。 ■心覚えのための簡単なメモ [▽]鈴木光司「生きる時間は終わらない」/脚本家、樹海取材、ラブドール。 [△]天祢涼「遊びの時間は終わっても」/特定厨、連続殺人者、記号化。 [△]嶋中潤「遊びの時間が凍りつく」/ロシア、詐欺にあいやすい男。 [○]都井邦彦「遊びの時間は終わらない」/銀行強盗対策訓練、予定外の行動、テレビ中継、賑わい、終われない訓練。

  • つんどく

    オーディオブックで聞いたがそれぞれの作品で、この後どうなるのか?という緊迫した雰囲気が感じられて非常に面白かった。あらすじだけ聞けばまるで「遊び」のような話だと思うが、聞いている最中はとても遊びとは思えないような登場人物たちの真剣な行動がある。日常生活、仕事は遊びの延長のようなものなのかもしれないね。

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