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火垂るの墓 ポプラポケット文庫

野坂昭如

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591093436
ISBN 10 : 4591093433
フォーマット
出版社
発行年月
2006年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,160p

内容詳細

昭和20年、戦争の中親も家も失い、2人きりになった兄妹。14歳の清太と4歳の節子が、つたなくも懸命に生きようとする姿を描いた直木賞受賞の表題作のほか、読み継いでいきたい戦争の童話5編を収録。

【著者紹介】
野坂昭如 : 1930年神奈川県に生まれる。養子となり、神戸で育つ。1945年神戸大空襲により一家離散、養父を失う。1947年実父に引き取られる。1950年早稲田大学入学。さまざまな職を経験。作詞家、コント作家、放送作家、コラムニストなどで活躍。1968年「アメリカひじき」「火垂るの墓」直木賞受賞。1974年参院選挙出馬、次点。1983年参院選挙出馬、当選。1997年「同心円」吉川英治文学賞受賞。2002年「文壇」泉鏡花文学賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • itica さん

    【児童書?】表題作の他、5編の童話を収録。何故こうも心を抉るのだろう。ジブリアニメの原作を読んでみようと思い立ち、手に取ったが、生々しさに言葉もない。戦争は小さな子供であろうと容赦はなかった。数年、もしくは十数年しか生きられず未来を閉ざされた子供たちは、不満の言葉も上げられず命を落としていったのだ。こんな悲しいこと、こんな愚行を繰り返してはならないと誰もが思ったはずなのに、現実に戦争は起きている。人間は何て愚かなのだろう。

  • みーちゃん さん

    戦争の中を頑張って生きようとする子どもや生き物たちのお話が、6つ入っています。ちなみに、題名の「火垂るの墓」は、6話の中の、最後に書いてあります。戦争の悲惨さがよく分かります。 最後がどれも悲しくて、自分は戦争のときに生まれなくて幸せだなと、思いました。これからも、日本が平和であることを願います(_ _)とてもいい話でした。

  • それいゆ さん

    小学4年生に読み聞かせで、この本の最初に載っている「小さい潜水艦に恋をしたでかすぎるクジラの話」を読みました。全部読むのに20分かかりましたが、子どもたちは興味深く目を輝かせて聞いてくれました。雄クジラが帝国海軍の潜水艦を雌クジラと勘違いして体をすり寄せ体当たりをして求愛する姿が描かれています。ありえない話ですが、ほのぼのとしているので、心にしみ込んでくるものがあるんだと思います。

  • 雨巫女。@新潮部 さん

    《私‐図書館》戦争の怖さを改めて考えさせられる。戦争に巻き込まれてしまった人や動物たちに、ただただ涙。

  • Yoko さん

    恥ずかしながら原作と向き合うのは初めて。それも6年生の末っ子に読書感想文を書くよう与えたものの、文中の句読点の打たれ方が現代文とは違っていたり、ふりがなが打ってあるとはいえサッカリン、スフなど私でもよく分からない用語が多いなど、結局私が少しずつ先んじて読んで注釈をつけてやらなければならない羽目となった訳です。そんな成り行きで読みましたが、やっぱりこんなこと世界中の誰の身にも起こってはならない、と改めて強く強く思いました。さて、ムスコはどう受け止めるでしょう。

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