鳥羽伏見の戦い 幕府の命運を決した四日間 中公新書

野口武彦

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784121020406
ISBN 10 : 4121020405
フォーマット
出版社
発行年月
2010年01月
日本
追加情報
:
18cm,328p

内容詳細

なぜ幕府歩兵隊の銃は装弾していなかったのか。吹きつける北風は幕府軍にどう影響したのか。様々な偶然に満ちている、慶応4年1月3日から6日の「第二の天下分け目」の戦いを、ドキュメンタリータッチで辿る。

【著者紹介】
野口武彦 : 1937年(昭和12年)東京に生まれる。1962年、早稲田大学文学部卒業。その後、東京大学文学部に転じ、同大学院博士課程中退。神戸大学文学部教授を経て、文芸評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • mitei さん

    この戦争でもし勝ったとしても幕府は崩壊していく運命にあったんだなと思う。あと今は市街地の京阪沿線も激戦地だったと思うと面白い。

  • としちゃん さん

    鳥羽伏見の戦いって、関ヶ原と並ぶくらい、重要な天下分け目の戦いなのに、錦の御旗や、徳川慶喜が戦をほっぽり出して江戸に帰ったことばかりが印象に残り、それで旧幕府軍が敗北したかのような印象になっています。でも、この本を読んでみると、旧幕府軍の戦略のまずさや、薩摩藩の頭の良さがわかるとともに、世の中がひっくり返る時は、人の力を超えた大きな力が動いているのを感じます。鳥羽伏見の戦いは、敗者の旧幕府軍から学ぶことが多いです。

  • レアル さん

    徳川幕府の始まりが「関ヶ原の戦い」であったのならば、終わりの戦いがまさに「鳥羽伏見の戦い」である。共に「天下分け目の戦い」で、幕府はこの戦いにより、終止符を打つ事となった。先だって司馬遼太郎さんの「最後の将軍慶喜」を読んでたので、話が重複するところも多く分かり易く面白かった。幕府側と新政府側のやりとりや歴史の伝記等を考察してどういう戦いだったのかを検証する。幕末ファンにはとても面白い一冊である。

  • yamahiko さん

    歴史の重要な結節点を丹念に読み解いた一冊でした。個人的には、以前から気になっていた慶喜が江戸に戻った本当の理由の一端が明らかになり、満足です。

  • 鐵太郎 さん

    プロローグより:いつの頃からか、「歴史にイフはない」というたわごとがまかり通っている。世にはしたり顔でそういう人々が多いが、この言葉はどこの誰が言いだしたのか出所不明なのである。ヘロドトスもギボンもミシュレもそんなことは言っていない。おそらく通俗版経済決定論にもとづく<歴史的必然>論の裏返しとして発生した俗説である。…歴史は大小の決断の連続であり、無数のイフの群れが相互排除的にひしめき、最後にその一つが他のすべてを押しのけて場所をしめる瞬間瞬間の持続である。/歴史はイフの連続で成り立っている。 ─至言なり

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野口武彦

昭和12年(1937)東京生。同31‐37年(1956‐62)早稲田大学第一文学部で政治・政党活動に専念。同37‐42年(1963‐67)東京大学文学部・人文科学系大学院で学業に専念。同43年(1968)から神戸大学文学部講師・助教授・教授、2002年定年退官、名誉教授。ハーバード大学客員研究員プリ

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