何気なく購入した漫画でしたが、昨年購入したなかで一番のお気に入りシリーズとなりました。こんなおとなりさんがいたら、が現実になったかのような素敵なお話です。ごはんもいおしそうですが、八雲さんとしょうへいくんのやりとりにも癒されます。

シリーズのなかでも好きな巻です。ツナ缶のお話がありますが、思わずうちにツナ缶あったかな？と探してしまうほどでした。二人の間の空気かんも読んでいて心地よく、肩肘はらずに読める一冊です。ずっと続いて欲しいと思える作品です。

しょうへいくんの妹のさくらちゃんがはじめて出てきます。キャラクターが増えて、賑やかになりました。しょうへいくんのいつもと違ういちめんもみえたり、全巻より八雲さんとも親しくなったのも描かれていたり満足な一冊でした。

今回もみていておなかがすくごはんのお話がたくさんでした。ものすごくリアルなごはんの描写があるわけではないのですが、とてもおいしそうに描かれているのはさすがです。ホットプレートでやきそばを作って食べる話があり、その日の夕飯は思わずやきさばにしてしまいました。

温かく見守っていた二人のお話もこの巻では終わりがあることを感じさせる描写がありました。寂しく感じていると、次巻が最終巻と知り、更に寂しい気持ちですが、ここまで見守ってきた二人は最後どうなるのか。ラストが楽しみです。