マカロンはマカロン 創元クライム・クラブ

近藤史恵

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488025526
ISBN 10 : 4488025528
フォーマット
出版社
発行年月
2016年12月
日本
追加情報
:
235p;20

内容詳細

下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ・パ・マルは、スタッフ四人、カウンター七席、テーブル五つ。フランスの田舎を転々として、料理修業をしてきた変人シェフ三舟さんの気取らない料理と、身も心も温めてくれるヴァン・ショーは大人気。そして、実はこのシェフ、客たちの持ち込む不可解な謎を鮮やかに解く名探偵でもあるのです。豚足をめぐる少年と母親の再婚相手との物語、おしゃれな大学教師が経験した悲しい別れの謎、消えたパティシエが残した言葉「マカロンはマカロン」とは?…等々、胸を打つ話ばかり。ブーダン・ノワール、豚足料理、マカロン、ベリーのタルト…メインディッシュもデザートもきっとご満足いただけます。絶品料理の数々と極上のミステリをどうぞ!

【著者紹介】
近藤史恵 : 1969年大阪市生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。93年、『凍える島』で第4回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。2008年『サクリファイス』で第10回大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • zero1 さん

    仏料理店を舞台にした日常ミステリー第三弾。乳製品アレルギーの客は仏料理との和解ができる?店で出さないタルトとブログの謎。料理人の男女差別問題、タルタルステーキの安全と注文する目的。国際的な料理の差別、豚足と少年の秘密、持ち込みワインでの人間関係。中でも注目したのがパピヨンこと西田の話。三舟が話を聞くだけで謎を見事に解明する。軽く読めるが深く、毒もある。近藤の魅力は粗くても興味を読者に持たせること。日本文化を含め、その守備範囲の広さに驚く。ホテルは社会の縮図だが、料理店も同じ。ミステリーのネタは無限にある。

  • まちゃ さん

    爽やかな後味のフレンチ・グルメ・ミステリ。さらっと一気読み。おすすめのシリーズ第3弾。下町の小さなフレンチ・レストラン、ビストロ「パ・マル」。シェフの三舟さんが店の客たちが巻き込まれた事件や不可解な出来事の謎をあざやかに解決するさまが胸にしみる短編集でした。「相方誘って、近場のビストロに行ってみようかな」そんな気にさせられる一冊でした。

  • fukumasagami さん

    ビストロ・パ・マルは商店街の中にある小さなビストロである。 雑誌などの取材は基本的に断っているので、客はたいてい常連か近所の人たちだ。それでも口コミで訪れる客や、常連が連れてきたお客さんがまた別のお客さんとやってきたりして、そこそこ賑わっている。 予約を取るのに苦労すると言うほどではないが、三、四日前にはたいていテーブルが予約で埋まってしまっているというのがいつものパターンだ。

  • ムーミン さん

    このシリーズ、やっぱりいい。おしゃれで、あたたかい。

  • うっちー さん

    シリーズものとは知らずに初読み。居酒屋派のなので料理にはついていけず

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人物・団体紹介

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近藤史恵

1969年大阪府生まれ。1993年に『凍える島』で鮎川哲也賞を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で大藪春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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