うそ

谷川俊太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784074464708
ISBN 10 : 4074464705
フォーマット
出版社
発行年月
2021年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
32p;25

内容詳細

いっていることはうそでも、うそをつくきもちはほんとうなんだ。嘘に誠実であるほど、「ぼく」の言葉が深く響く。谷川俊太郎の珠玉の詩が絵本としてよみがえる!

【著者紹介】
谷川俊太郎 : 詩人。1931年、東京生まれ。1952年に第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。1962年「月火水木金土日の歌」で第4回日本レコード大賞作詩賞、1975年『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞、1982年『日々の地図』で第34回読売文学賞、1993年『世間知ラズ』で第1回萩原朔太郎賞をはじめ、受賞・著書多数。詩作のほか、絵本、エッセイ、翻訳、脚本、作詞など幅広く作品を発表している

中山信一 : イラストレーター。1986年、神奈川県生まれ。広告や書籍、アパレルグッズなどのイラストを手がけるほか、個展開催や作品と合わせたエッセイ集も発表するなど、作家としても活動中。また、HIPHOPユニット「中小企業」のラッパーとしても活動しており、これまでに1stアルバム「cookie」と2ndアルバム「NESS」をリリース。D&AD賞2018 Wood Pencil(銅賞)、JAGDA2018亀倉雄策賞ノミネート、JAGDA賞ノミネート、東京装画賞2013銅賞、そのほかADC入選、TDC入選など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アキ さん

    この世はうそに満ちている。うそをつくことで苦しくなることを知っているから、お母さんはうそをつくなと言う。でも、うそをつく気持ちは本当なんだ。謝ってすむようなうそはつかない。うそをつくのなら、うそと一緒に生きていく。どうしても、うそがつけなくなるまで、ぼくは何度も何度もうそをつくだろう。中山信一のイラスト。嘘をつかなさそうな素朴な表情の男の子と飼い犬の目線で谷川俊太郎の詩のニュアンスを伝えている。最後に谷川俊太郎が「うそとほんと」という詩を載せていて、これもいい詩です。

  • zero1 さん

    人は生きている限り。言葉を使う限り、嘘をつく。私もあなたも。法医学者が言うように遺体以外は嘘をつく。多くの場合、詐欺を除き嘘をつくのは苦しい。しかし時に必要な、楽しい嘘もある。人を殺す嘘があり、生かす嘘もある。⭐詩人の谷川俊太郎が嘘を描くとこうなる。絵本だが名言が多く(後述)、内容は実に深い。ロシアのウクライナ侵略戦争も嘘であって欲しい。嘘だと言ってよプーチン!

  • keroppi さん

    誰でも「うそ」はつく。「うそ」が悪いというのは簡単だけど、この絵本の「うそ」は深い。「うそ」をつく時ってどんな時だろう。どんな「うそ」ならついていいのだろう。「うそ」をつく時の気持ちってどんなだろう。「あやまってすむようなうそはつかない。」そんな気持ちを大切に「うそ」をついていきたい。#NetGalleyJP

  • けんとまん1007 さん

    うそ。噓も方便という言葉がある。その意味を改めて考える。人を殺すうそ、人を生かすうそ。捉え方によって、人によって、場面によっても変わりうる。谷川俊太郎さんの詩は、とても深い。さらに、中山さんの絵がそれを後押ししている。

  • とよぽん さん

    詩、谷川俊太郎。絵、中山信一。シンプルな絵なのに、絶妙な遠近感、視点の移動と転換に驚いた。水たまりに映る「ぼく」の姿、ぞうの滑り台を滑ってくる「ぼく」と犬を正面からとらえた絵。そして、「うそでしかいえない ほんとのことが ある」というページにドキリとした。うそ、について久し振りに考えた。

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人物・団体紹介

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谷川俊太郎

1931年、東京生まれ。詩人。1952年『二十億光年の孤独』でデビュー。『マザー・グースのうた』で日本翻訳文化賞を受賞。その後、数多くの賞を受賞する。詩作のほか、『ピーナッツ』の翻訳や、絵本、童話、脚本、作詞などさまざまな分野で活躍

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