体力面では劣りながらも頭の良さを最大限に活かして、エレンを救うアルミンが素晴らしかった。人類の反撃も勇気ある決断だったが、参加するのは絶対に嫌だと思う

1巻なのに主人公がやられてしまうという衝撃の展開で、他にも厳しい表現が多い。どんどん読みたくなる作品だった

エレンと先輩たちが、困難を乗り越えて信頼関係を築いてきたことが明かされる部分が良かった。それだからこそ選択の場面が面白い

先輩たちがやられてしまう部分は本当に辛かった。また、意思を持った巨人同士の格闘戦も見応えがあり、それに続く厳しい選択の場面も良かった

信頼していた仲間が敵であったという衝撃の展開から息をつく暇も無く、新たな戦いが幕を開けるという衝撃の連続だった

アルミンとエルヴィンのどちらを助けるか選択する場面が苦しく、印象に残っている。明らかになる真実が嫌な内容なのもすごい

海を見ることが出来たのにもかかわらず、苦しい真実を知ってしまったことにより全く幸せになれないのが苦しかった。ハッピーエンドになってほしい

徐々に隠されていた苦しい過去が明かされていく、という部分の冒頭で終わるため、また続きが読みたくなってしまう。

最初はエレンたちと現体制の戦いだと思ったが、読み返すと一族に与えられた運命と闘う人間たちの物語だと感じ、面白かった

人間同士の駆け引きで嫌なところが見えたりするが、この作品は戦闘ものではなく人間ドラマであるという事だと思った。