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きみが見つける物語 -十代のための新名作 休日編-角川文庫

角川文庫編集部

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784043894048
ISBN 10 : 404389404X
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

とびっきりの解放感で校門を飛び出す。この瞬間だけは、学校のことも嫌な奴のことも、宿題のことも忘れて…。旬の作家が集結、それぞれが紡いだ休日の大冒険とは?いまどきの名作を厳選、超豪華ラインアップでおくる短編小説集『きみが見つける物語 十代のための新名作』。「休日編」には、角田光代、恒川光太郎、万城目学、森絵都、米澤穂信の傑作短編を収録。

【著者紹介】
角田光代 : 1967年神奈川県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。1990年「幸福な遊戯」で第9回海燕新人文学賞を受賞しデビュー。2005年『対岸の彼女』(文春文庫)で第132回直木賞受賞。大人向けの小説以外にもエッセイや紀行文、児童書も数多く発表

恒川光太郎 : 1973年東京都生まれ。大東文化大学経済学部卒業。2005年「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。その年の秋には、単行本化された『夜市』(角川ホラー文庫)が第134回直木賞の候補にもなりました

万城目学 : 1976年大阪府生まれ。京都大学法学部卒業。2006年『鴨川ホルモー』で第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞しデビュー

森絵都 : 1968年東京都生まれ。早稲田大学卒業。1990年『リズム』(講談社青い鳥文庫)で第31回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。2006年『風に舞いあがるビニールシート』(文藝春秋)で第135回直木賞受賞

米沢穂信 : 1978年岐阜県生まれ。2001年、高校の部活動「古典部」を舞台にした学園ミステリー『氷菓』(角川文庫)で第5回角川学園小説大賞ヤングミステリー&ホラー部門奨励賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りゅう☆

    米澤穂信さん『夏期限定トロピカルパフェ事件』より「シャルロットだけはぼくのもの」で小山内さんの推理キレッキレで小鳩くんの負け。万城目学さん『ホルモー六景』より「ローマ風の休日」で凡ちゃんに恋したDKの青春の1ページ風。恒川光太郎さん『秋の牢獄』で楽しんで、悲しんで、苦しんで何度も繰り返した11月7日。森絵都さん『永遠の出口』より「春のあなぼこ」で小6のプチ卒業旅行で不安や寂しさや失恋を味わう。角田光代さん『学校の青空』より「夏の出口」で高校最後の夏休みに友達とのナンパ島旅行で様々な葛藤を乗り越えられるか?

  • 優希

    休日の冒険が楽しかったです。自分が10代の頃は冒険などしなかったので、憧れを感じました。解放感で校門を飛び出した瞬間、想いが変わるというのは、誰しも同じことなのでしょう。10代に戻り、休日を楽しみたくなりました。

  • 佐々陽太朗(K.Tsubota)

    「シャルロットだけはぼくのもの」ありきたりの日常がミステリというスパイスで素敵な一日に。「ローマ風の休日」再読だが物語の世界は決して色あせない。大好きな作品。「秋の牢獄」私はこれまで3回尿管結石を患っている。その日が11月7日でなくて良かった。「春のあなぼこ」小学校を卒業し、中学校に入学するまでの空白の二週間。自分の知らない世界へ飛び出したい気持と、知らない世界への畏れが良く現れた作品。「夏の出口」高校3年の夏、自分はこれから何者にもなり得る、が同時に今、何者にもなり得ていない自分に対するいらだちと不安。

  • hirune

    これが11月になると多くの人が再読する 噂の『秋の牢獄』かぁ、なるほど。他の作品もそれぞれ面白かったけど、恒川光太郎さんが圧勝でした!ずーっと同じ日が繰り返されるのだったら私なら何をするか?毎朝図書館か書店に行って一冊の本を手に入れて1日一冊本を読み 、読みたい本456冊を制覇するか。はたまた藍たちのように毎日いろんな所に旅行に出るか。その一日が終わればこの世の終わりなのか 翌日から時間の流れが戻るのか?たくさんの可能性が考えられて とても面白かったです☆

  • pukupuku

    11月7日に「秋の牢獄」を読むというコミュが気になり,図書館で探してみたけど貸し出し中でなかったので,この本をチョイス。毎日が11月7日だなんてなんだかすごく不気味。でもね,そうは言っても,私,結局,毎日毎日同じような一日を繰り返してる気がする。それでも,今日,11月8日を迎え,昨日と同じような一日だけれど,ちゃんと一歩前に進んだ。ちゃとん1日時を進めた。当たり前のことを幸せだと感じられる幸せ。他の作品もとお〜い10代の頃を懐かしく思い浮かべながら読了。

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