続・酒のかたみに 酒で綴る亡き作家の半生史

藤本義一(作家)

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784924713680
ISBN 10 : 4924713686
フォーマット
出版社
発行年月
2002年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,297p

内容詳細

多くの読者を魅了した作家たちの人生を酒を通して描いた13編。一流執筆陣の筆致もあざやかいにその人生模様がいま蘇る。月刊『たる』連載の「酒で綴る亡き作家の半生史」を纏めた「酒のかたみに」待望の続編出来。

目次 : 花登筐―花登と酒とおれ(藤本義一)/ 武田泰淳―美しき夫婦酒の完成(高橋善夫)/ 山口瞳―いく通りもの高さ、それぞれの風景(安村圭介)/ 隆慶一郎―池田一郎君の一人二役(阿木翁助)/ 司馬遼太郎―モンゴルの盃(二橋進吾)/ 川端康成―酒ありてよし酒なくてよし(武田勝彦)/ 遠藤周作―狐狸庵先生と酒(金田浩一呂)/ 秋田実―醒酔笑(相羽秋夫)/ 谷崎潤一郎―酒は美食にあり(島村力)/ 三島由紀夫―生き急ぎ、死に急いだ四十五年間(越次倶子)/ 井伏鱒二―消しゴムで消したもの(田村祥蔵)/ 森茉莉―上等のブランディ(白石かずこ)/ 火野葦平―希有な酒童(佐々木久子)

【著者紹介】
藤本義一 : 1933年大阪生まれ。作家。大阪府立大学在学中より映画シナリオ、ラジオ脚本を手がけ、卒業後は映画『駅前シリーズ』などのヒット作を数多く執筆。1974年『鬼の詩』で第七十一回直木賞を受賞。1995年小社刊の『掌の酒』は日本図書館協会選定図書

高瀬善夫 : 1930年福島県会津若松市生まれ。エッセイスト。1953年毎日新聞(東京)入社。学芸記者として学術・文化の分野を担当。1985年退社

安村圭介 : 1932年福岡県生まれ。慶応義塾大学文学部卒。文筆家。クラスメートに浅利慶太氏や阿部寧氏など。1956年、コピーライターとして寿屋入社。直属上司に故・開高健氏。その後、広報室長、文化事業部長などを経て、サントリーミュージアム「天保山」の企画・建設などに携わる。同ミュージアム顧問を務め、1995年サントリーを退社

阿木翁助 : 1912年長野県生まれ。劇作家。二十二歳で新宿ムーラン・ルージュの『十手返還記』で劇作家の第一歩を踏み出し、戦後、テレビ・ラジオの脚本を手がける。日本テレビ芸能局長、日本放送作家協会理事長などを経て、1991年日本作家協会会長となるも、現在は引退。1977年に柴綬褒章、1983年に勲四等旭日小綬賞を受ける

二橋進吾 : 1931年横浜生まれ。映像プロデューサー。外資系出版社を経て、映画監督・内田吐夢に出会い映像の世界に入る。石原プロで『富士山頂』、東映で映画『動天』をプロデュース。テレビ映画『黒部の太陽』の脚本を執筆する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • DearestAnna0109 さん

    情けないとも思うのですが読んだ記憶があるのは司馬遼太郎氏 山口瞳氏 井伏鱒二氏の3名だけです。まぁ、花登筺氏の「細うで繁盛記」「どてらい男」は毎週見ていた記憶があります。秋田實氏の作品だと知っていたのは夢路いとし喜味こいしさんの漫才ぐらいです。基本お酒に寄せたお話なのですがそれほどお酒の存在が際立った話はなかったです。まぁ、お酒の席での蘊蓄よりはより文学的な話が多かったように感じました。そして川端康成氏と谷崎潤一郎氏の作品は今更ですが読んでみたくなりました。

  • 慶多楼 さん

    バカンスの宿泊先のロビーにあった本。花登筐、秋田實って関西の本屋さんらしくて好い。

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