時をかける少女 角川つばさ文庫

筒井康隆

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784046310071
ISBN 10 : 4046310073
フォーマット
出版社
発行年月
2009年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
18cm,158p

商品説明

理科実験室で黒い影が…!?時をこえて読みつがれる永遠のベストセラー!

放課後の誰もいない理科実験室でガラスの割れた音がした。そして…。時間と記憶をめぐる奇妙な事件が次々とおこる。時代をこえ、世代をこえて読みつがれる表題作ほか、短編「時の女神」「姉弟」「きつね」を収録。

内容詳細

だれもいないはずの理科実験室でガラスの割れる音がした。壊れた試験管の液体からただようあまい香り。それを嗅いだとき、和子は意識を失い、床にたおれてしまった。そして、時間と記憶をめぐる奇妙な事件がつぎつぎに起こりはじめた。時をこえて読みつがれる永遠のベストセラー「時をかける少女」他、短編「時の女神」「姉弟」「きつね」を収録。小学上級から。

【著者紹介】
筒井康隆 : 1934年大阪生まれ。主な作品に『虚人たち』(泉鏡花文学賞)、『夢の木坂分岐点』(谷崎潤一郎賞)、『朝のガスパール』(日本SF大賞)、『ヨッパ谷への降下』(川端康成文学賞)、『わたしのグランパ』(読売文学賞)など多数。映画、演劇、テレビドラマへの出演などでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 扉のこちら側 さん

    2016年516冊め。表題作は角川文庫で読了しているが、カドフェス2016ではこちらのつばさ文庫版が対象。表題作以外の収録作品は被っていないので一読の価値あり。表題作は登場人物の口調に時代を感じるが、懐かしさがある。『時の女神』は美しい美人の描写に怖さを感じる。ある日弟が牛になってしまう『姉弟』はカフカか!と突っ込み。『きつね』は少年二人の心理と、夜道のイラストが秀逸。

  • りゅう☆ さん

    つばさ文庫で再読。やっぱり読みやすくなってますね。名前は相変わらず昔な感じはするけど、挿絵が今風なので古臭さはそんなになかった。子どもの頃に会った美しい彼女、やがて再会、そして訪れる別れ。けれども…不思議なループでも幸せを感じた『時の女神』、牛になってしまった弟だけど『姉弟』の絆の強さを感じたり、本当の『きつね』はどちらなの?少しホラーテイスト風など、他に3つのショートショートあり。

  • ひめありす@灯れ松明の火 さん

    ラベンダーの、香り。懐かしい何かを思い出させる。それは、記憶、郷愁じゃない。本当に忘れてしまっているものがあるから。思い出そうとすればラワンデル色の霧の中、溶けてしまう儚い想い。私たちだけが知っている、その恋の顛末。全てから忘れられた、そしてなくされた記憶。一瞬だったけれど、心に強く焼き付いた。貴方にもある古い記憶。近くて遠い異性。男子女子と呼び合っていたあの頃。予感のような懐かしさ。いつかきっとであって、恋をする。ラベンダーは薫衣草とも書く。纏う衣服から香り立つように、今も私を包んでいるノスタルジア。

  • あむぴの さん

    ●●カドフェス2016発見!角川文庫●●45冊目。2016年のドラマは、1話を見逃してしまい見ていないのだが、実写化にぴったりの作品だと思う。2009年3月。

  • yukalalami さん

    なんておませなんだろう。など昔の言い回しが新鮮に思えた。SFだけど純愛。名作だった。ドラマや映画にしたくなるのがよく分かる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

筒井康隆

1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。’60年、弟3人とSF同人誌“NULL”を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が“宝石”に転載される。’65年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。’81年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、’87年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、’89(平成元)

プロフィール詳細へ

筒井康隆に関連するトピックス

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品

HMV&BOOKS onlineレコメンド