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手塚先生、締め切り過ぎてます!

福元一義

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087204902
ISBN 10 : 4087204901
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

元アシスタントが語る、知られざる手塚治虫伝説

巨匠漫画家・手塚治虫と30年以上にわたり漫画編集者、同業者(漫画家)、そしてチーフアシスタントとして関わった著者。手塚ワールドの創作の舞台裏にある笑いと涙のエピソードを初公開します!

Content Description

多くの名作漫画を生み出した巨匠・手塚治虫。著者は三〇年以上にわたり漫画編集者、同業者(漫画家)、そしてチーフアシスタントとして手塚の創作活動を見つめ、作品に関わってきた希有な経歴の持ち主。『火の鳥』『ブラック・ジャック』『アドルフに告ぐ』…、名作誕生の裏にある巨匠の日常とはいかなるものであったのか?著者しか知りえないエピソードとイラストで浮かび上がる人間・手塚治虫の姿。関連年表とともに天才の軌跡をたどる。

目次 : 第1章 編集者時代(手塚先生との出会い/ 担当編集者時代 ほか)/ 第2章 漫画家時代、そして手塚プロ入社(漫画家生活スタート/ 横山光輝先生のこと ほか)/ 第3章 手塚プロ・高田馬場時代(高田馬場へ引越し/ 手塚先生雲隠れ事件 ほか)/ 第4章 『アドルフに告ぐ』の時代(異例の“連載前試写会”/ 『アドルフに告ぐ』スタート ほか)

【著者紹介】
福元一義 : 1930年11月5日鹿児島生まれ。手塚治虫の元チーフアシスタント。日本大学芸術学部を中退し少年画報社に入社。手塚治虫や福井英一らの担当編集者に。その後漫画家として独立。1956年には『怪物ガビラ』で雑誌デビュー。代表作に『ゆうれい博士』『轟名探偵』『戦え!オスパー(伊奈たかし名義・原作:山野浩一)』など。1970年手塚プロダクション入社。以来、手塚治虫が亡くなるまで創作のサポートをつとめた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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手塚先生の元で約20年間チーフ・アシスタン...

投稿日:2013/01/10 (木)

手塚先生の元で約20年間チーフ・アシスタント務められた、福元一義さんの著書です。 長年にわたって手塚作品を陰で支えた方の話とあって、1つ1つのエピソードを、その光景を頭に浮かべながら読みました。 手塚ファン歴25年の私でも初耳のエピソードが多く、大満足の1冊でした。

inakamon さん | 神奈川県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ようはん

    漫画の神様・手塚治虫の仕事量の多さは知ってはいたけど、読んでみてアシが多数いたとはいえ4〜5作品を同時進行とか今ではあり得ない事をやってて逆に60代まで生きられたなと思った。著者の編集者から漫画家、そして手塚治虫のチーフアシの遍歴も興味深かった。

  • ぐうぐう

    手塚治虫のハードな仕事っぷりに関するエピソードは山のようにあって、元チーフアシスタントであった著者が記すこの新書も、そのほとんどが想像を絶するスケジュールの中でのてんやわんやを紹介することに割かれている。海外から日本のスタッフにコマ割りと背景を電話で指示し、旅先で描いたキャラの絵を帰国後に貼り付けて原稿を完成させたなど、仰天のエピソードが満載だ。「入院したら読者から忘れられてしまわないかね」と呟く漫画の神様にとって、この忙しさこそがまだ神様でいられるという証しのように思えていたのかもしれない。

  • zoros

    陽だまりの樹、ブッダ、火の鳥、アドルフに告ぐが同時進行だったなんて信じられない! この名作が同時にだなんて・・。ひとつひとつ作られたと思ってました。 手塚治虫が描く男性は素敵ですよね。ブラックジャックに出てくる、間久部というキャラが好きでした。

  • RED FOX

    神、手塚治虫の人間エピソードが面白い。それにしても圧倒的な仕事量とその執念に驚かされる。どのジャンルの誰の言葉か忘れましたが、「プロは、質も凄いが量も凄いからプロなのだろう」を思い出しました。

  • 富士さん

    手塚さんについて少しでも調べたことのある人なら聞いたことのあることばかりで、目新しさはないと思います。むしろ、そういうもののネタ元が著者なのでしょう。ただ本書は実際に経験した人の記録なので、初期マンガ業界の著作権意識の証言のように、読む側がひとつひとつの記述の意味を発見し、本書の価値を高めるのが本当なのであって、それが一次資料の使い方なのだと思います。手塚プロ時代のエピソードなどには、貴重なこの時代の手塚さんとアニメとの関係を知るための何かがあるような気がするのですが、その意味を読む力がありませんでした。

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