昭和モダン建築巡礼 完全版1945‐64

磯達雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784296103614
ISBN 10 : 429610361X
フォーマット
出版社
発行年月
2019年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
293p;22

内容詳細

初版から13年、件数倍増。イラストはカラー化。終戦から東京五輪まで名建築55選。藤森照信氏と選ぶ戦後建築この10人。

目次 : 1 復興期―1945‐1955(岩国徴古館|1945|佐藤武夫―戦時下のファンタジー/ 藤村記念堂|1947|谷口吉郎―動線としての建築/ 八勝館御幸の間|1950|堀口捨己―懐石料理とモダニズム ほか)/ 2 葛藤期―1956‐1960(松井田町役場(松井田文化財資料室)|1956|白井晟一研究所―縄文は弥生に再び勝利する/ 秩父セメント第2工場(現・秩父太平洋セメント秩父工場)|1956|谷口吉郎+日建設計工務―自らのように自らをつくる/ 福島県教育会館|1956|ミド同人―イッツ・オンリー・ロックンロール ほか)/ 3 飛躍期―1961‐1964(群馬音楽センター|1961|アントニン・レーモンド―遠き山に日は落ちて/ 大原美術館分館|1961|倉敷レイヨン営繕部(浦辺鎮太郎)―実現されたユートピア/ 常滑市立陶芸研究所(現・とこなめ陶の森陶芸研究所)|1961|堀口捨己‐寄り道―永遠にあせない紫モザイク ほか)

【著者紹介】
磯達雄 : 1963年埼玉県生まれ。88年名古屋大学工学部建築学科卒業。88‐99年「日経アーキテクチュア」編集部勤務。2000年に独立。02年から編集事務所・フリックスタジオを共同主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師

宮沢洋 : 1967年東京生まれ、千葉県育ち。90年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP社入社。文系なのになぜか「日経アーキテクチュア」編集部に配属。以来、現在まで建築一筋(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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モダン建築、というのは、モダニズム建築の...

投稿日:2021/04/10 (土)

モダン建築、というのは、モダニズム建築のことで、今からするとレトロな風情をもった装飾がほとんどない建築物のこと。老朽化で消えようとする直前をとらまえて、建築史の中での意義、建物としての見どころを解説。

どん さん | 東京都 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • hitotak さん

    1945年から東京オリンピックまでの国内の代表的建築物を文章・写真・イラストで紹介している。公共建築や学校関連が多いが、戦前までの建物と比べると意匠や外観がシンプルなせいなのか、地元の利用者側にもあまり思い入れがないようで、この年代の建物は保存運動も盛り上がらず改築ではなく建て替えが進んでいるそうだ。ここに掲載されている建物は確かに知らないものばかりだったが、どの建物も面白く熱心に見どころが紹介されていて、それを読むだけでも興味深かった。

  • コーデ21 さん

    図書館本。まだ三分の一も読めてないけど期限のため泣く泣く返却。1945年-1964年の名建築を豊富な写真&イラスト&解説でビッチリと描き込まれた充実の名著!藤森照信氏と磯達雄氏の対談も読みごたえあって楽し〜い♡ 戦後のモダン建築は解体されてしまったものが多く「名建築を残してほしい」という保存への強い意気込みには、おおいに共感いたしました。とりあえず『建築巡礼』シリーズを全て図書館で読んだあと、お気に入り編を購入する予定♪^^

  • どうしよう さん

    「日経アーキテクチュア」の連載をまとめたもの、とのこと。本書が気になったのは、おそらく、うちの父から折に触れてこの辺のキーワードを吹き込まれてきた影響なんだろなぁ。コロナ禍で出かけられない中で写真、イラスト、文章から建物に思いを馳せるのは楽しい時間だった(近場はそのうち行ってみたい…)。それにしても「優れた建築でも人に愛されないと寿命を全うできない」っていうのは人工物すべてに通じるところですね…。

  • kaz さん

    著名な建築家の1945年から64年までの作品を写真と楽しいイラストで紹介。建築の素人にもわかりやすい。商業ビルや公共建築、著名な邸宅だけでなく、工場も紹介しているのが珍しい。丹下健三の香川県立体育館が、バランスを重視した高度な構造設計であるがゆえに耐震改修が難しいというのは、なんとも皮肉。

  • 月雪 花那 さん

    面白い作品が多く、非常に参考になりました。一度、行ってみたくなりました。

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