プレモダン建築巡礼

磯達雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784822256524
ISBN 10 : 4822256529
フォーマット
出版社
発行年月
2018年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
256p;22

内容詳細

明治・大正・昭和(戦前)の名建築50。

目次 : 特別対談―井上章一氏×磯達雄氏 隈、妹島はコンドルの上に花開いた/ 1 明治期(1868‐1912)(富岡製糸場(1872)オーギュスト・バスティアン―壁と柱のハイブリッド/ 旧済生館本館(現・山形市郷土館)(1878)筒井明俊―革命時代の純粋幾何学/ 旧札幌農学校演武場(現・札幌市時計台)(1878)安達喜幸(開拓使工業局)寄り道―当時最先端のハイブリッド ほか)/ 2 大正期(1912‐1926)(東京駅丸の内駅舎(1914)辰野金吾―国技としての建築様式/ 梅小路機関車庫(現・京都鉄道博物館)(1914)鉄道院(渡辺節)寄り道―これぞ扇形車庫、これぞモダン!/ 旧秋田商会(1915)秋田寅之助寄り道―素人発想ゆえのインスタ映え? ほか)/ 3 昭和期(1926‐1942)(一橋大学兼松講堂(1927)伊東忠太―怪獣たちのいるところ/ 聴竹居(1928)藤井厚二―モダン住宅と着物美人/ イタリア大使館別荘(1928)アントニン・レーモンド寄り道―レーモンドの繊細さに酔う ほか)

【著者紹介】
磯達雄 : 1963年埼玉県生まれ。88年名古屋大学工学部建築学科卒業。88‐99年『日経アーキテクチュア』編集部勤務。2000年に独立。02年から編集事務所・フリックスタジオを共同主宰。桑沢デザイン研究所非常勤講師、武蔵野美術大学非常勤講師

宮沢洋 : 1967年東京生まれ、千葉県育ち。90年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP社入社。文系なのになぜか『日経アーキテクチュア』編集部に配属。以来、建築一筋(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • コーデ21 さん

    対談・イラスト、そして写真も多彩な建築説明とすべて見やすく読みやすい内容! 建築散歩の案内ガイドとしては最高に楽しい一冊でした。ただし、あまりに内容が濃すぎて図書館返却期限までに完読するのは大変(>_<) なので既に行った所&気になる建物だけをつまみ読み♪ 何度も行ったことのある建物も「え?そんな窓や階段あったっけな〜?」と見落とし部分が多くてビックリ。イラスト宮沢氏の「こだわり」ぶりは今後の建築散歩の参考にさせていただきます^^ 建築巡礼シリーズ、残るは「ポストモダン編」楽しみ〜♪

  • ばななうゆ さん

    建築の日本展のショップでイラストが気に入り購入。その時、全ページの写真とイラストは見たのだが文章はほとんど読んでいなかった。今回文も読むことで明治以降の建築史が少し分かってきた。建築好きな方のイラストと文章だから楽しめたし、より興味もわいてきた。ポストモダン編も楽しみ。

  • hitotak さん

    明治から戦前に建てられた全国各地の洋風建築について、文章と写真、詳細なイラストで解説している。どれも観光名所になっているような有名建築が紹介されていて、実際に見たことがある建物もいくつも載っているが、ただ行っただけでは分からない隠れた見どころ、建築家のこだわりの意匠などが紹介されていて、もっとじっくり見ておけばよかったなと思ってしまう。それにしても戦前の名建築は旧岩崎邸や迎賓館、国会議事堂など壮麗豪奢な建物が多い。富の集積は文化芸術の発展には欠かせないことがよく分かる。

  • ざっくば さん

    明治〜戦前の国内建築を写真とイラストで解説。いや〜面白かった!前川國男邸とか見に行きたくなりますもん。ただの人ん家なのに(ただの、なんて言うと怒られちゃうけど)!網走監獄からショッピングモールの空間に思いを馳せ、日銀本店の「見えそうで見えない感」から伊勢神宮を導きだす。東博では正面階段もさることながら脇階段にスポットを当てる。この本における建物への眼差し、刺激を受けた一冊でした。

  • あつもり さん

    建築巡礼シリーズもこれで一通り読了。冒頭の井上章一さんと磯さんの対談の中で、井上さんはこの時期の日本の建築について、「世界史的にはあまり意味がない」と手厳しいですが、磯さんは「日本の建物はフェイクでしかないかもしれ」ないが「それはそれで味わいがある」と擁護されています。個人的にも、このシリーズのなかで、本書の時代の建物が一番好きです。訪れたい建物だらけでしたが、特に村野藤吾による1937年の宇部市渡辺翁記念会館にはその先進性に驚きました。

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