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春画 江戸の絵師四十八人

白倉敬彦

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582945027
ISBN 10 : 4582945023
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2006
Japan

Content Description

本書には、江戸初期から後期までの絵師48名の作品が収録されています。これだけの絵師が一冊に揃ったことは初めてで、まさに決定版といえます。葛飾北斎の最高傑作『浪千鳥』などの名作から司馬江漢の知られざる作品まで、130作品・図版250点を収録。そのうち3分の1は本書が初出となります。エロティックかつユーモラスで、華麗なテクニックによって生み出された春画は江戸文化の粋。本書はその豊かな世界への格好の案内書です。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かみしの

    春画の図版。有名な蛸の絵だけでなく、エイと致す男や幽霊との性交渉、一対七の大乱交、大根を局部に突き立てる女、子供をあやしながらまぐわう夫婦などシュールで数像力豊かな浮世絵が多く収録されています。エイは現代人でもなかなか考え付かないんじゃないか。性器の露骨な肥大は〈笑いのため〉という一面もあるのだといいます。「源氏御色遊」などクスッとしてしまう春画が多いのも、やはり笑いと性とが似たような感覚で結び付いているからなのだろうと思いました。構図的には、喜多川歌麿の「歌満くら第十図」がお気に入り。

  • きさらぎ

    「図版」というよりちゃんと「絵」として観たい!ということで別冊太陽の大型本。絵師の絵柄も様々なら、趣向も生娘後家若衆複数果てはタコ・エイまでバラエティに富んでいてとても楽しい。表紙の鳥文斎や附録の清長の「睦み合い」感溢れる画にうっとりするのもよし、くしゃくしゃの懐紙の山や褥の柄や焼け出された時の臨時遊郭や水揚げの場面などで江戸風俗を知るのも良し、タコやエイやキツネとの性交といった奔放な妄想力にニヤリとするもよし。巻頭の北斎の「波千鳥」と「富久寿楚宇」の比較など読み応えがあって、読み物としても十分愉しめる。

  • ハヤミ

    絵師48人の特色ある春画とその解説の本。 皆さん言及されてますが北斎の蛸と海女のアレとかねw 勿論そんなトンデモ過激系ばかりではありません。 117p鳥居清長の色道十二番なんかは若夫婦のくすくす笑いが聞こえてきそうなまったりいい春画。 喜多川歌麿の歌満くら・第九図は襲われかけ凄まじい形相で嫌がる娘の顔が凄い。 様々な絵柄、表現の特色ある春画を眺めていると、江戸時代の長さと大らかさを感じますね。 あの時代の人間の笑いと艶めかしさを、裏で流通するものだけど敢えて技術の粋を詰め込んで描かれた春画…を集めた良書!

  • 圓子

    おおらかでいいよねぇ。表紙の彼女の表情なんかもさ。

  • cho

    タコの絵に見る妄想力の凄まじさよ。歌川国貞「天の邪鬼交接」、沼正三の家畜人ヤプーにおける木花咲耶姫と猿田彦を彷彿。ミもフタもない表現力。

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