寂聴仏教塾 集英社文庫

瀬戸内寂聴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087464948
ISBN 10 : 4087464946
フォーマット
出版社
発行年月
2009年10月
日本
追加情報
:
16cm,386p

商品説明

生きづらい現代を生きる、すべての人へ
一家に一冊! こころの常備薬

なぜ人を好きになればなるほど苦しくなるの? なぜ、生きていくことは、こんなに辛いことだらけなの? 「前世」や「運命」って存在するの? ──人生のさまざまな悩みや苦しみに寂聴さんがやさしく、分かりやすく答えてくれる「読む法話」決定版! お釈迦さまの教えから、「あの世」の話、霊魂の話、そしてお墓や戒名のことまで、あなたの知らなかった仏教のエッセンスが、ぎっしりと濃縮された一冊。

〔「痛快!寂聴仏教塾」(2000年刊)の改題〕

内容詳細

なぜ人を好きになればなるほど苦しくなるの?なぜ、生きていくことは、こんなに辛いことだらけなの?「前世」や「運命」って存在するの?―人生のさまざまな悩みや苦しみに寂聴さんがやさしく、分かりやすく答えてくれる「読む法話」決定版!お釈迦さまの教えから、「あの世」の話、霊魂の話、そしてお墓や戒名のことまで、あなたの知らなかった仏教のエッセンスが、ぎっしりと濃縮された一冊。

目次 : 第1章 愛―人はなぜ悩むのか/ 第2章 人間・釈迦の生涯/ 第3章 生き方を変える「四つの真理」/ 第4章 彼岸への細い道/ 第5章 祈る心、信じる心/ 第6章 なぜ、人は巡礼をするのか/ 第7章 空の世界―般若心経入門/ 第8章 「死後の世界」の大研究/ 終章 天台寺より

【著者紹介】
瀬戸内寂聴 : 1922年徳島生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で第2回女流文学賞受賞。73年得度、筆名を晴美から法名の寂聴に変更。92年『花に問え』で第28回谷崎潤一郎賞、96年『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞。98年『源氏物語』(全10巻)の現代語訳完訳の完成。2001年『場所』で第54回野間文芸賞受賞。06年度文化勲章受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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「仏教」と聞いて「カタクルシイ〜」と思わ...

投稿日:2012/02/08 (水)

「仏教」と聞いて「カタクルシイ〜」と思わずに、特に若い世代に読む価値ありだと思う本です。もっとムズカシイお話なのかと思ったら、ほんとに簡易な言葉で説明してくれています。さすが寂聴ネエさんです☆(笑)読みやすくて、あっという間に分かった気になって(笑)、読めてしまいますよ。日本人としては、寂聴さんがこの本で説明してくれていることくらいは知っとかないとな〜と内省。それにしても波乱万丈、苦労された女性ほど、幾つになられてもお茶目だなぁと思います。寂聴さんも、お茶目の出し方が、全然いやな感じじゃなくて、素敵です。ほんとに分かりやすく、ちょこちょこ笑いも誘うような語り口で、まるで寂聴さんがそこに座っていて、お話をしてくださっているような本☆特に若い女性におすすめします!

peko-rock さん | 大阪府 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 月讀命 さん

    仏教というと葬式仏教、金儲け主義仏教という観念で捉えがちであるが、真剣に仏教を基本から勉強しようとする人にとっては、この本は良い指南書であり参考書です。前半は仏教のついて、後半はお経についてとても解りやすく記述されている。一般のお坊さんが書いた仏教の本は大層な功徳があるかもしれないが、いけない。瀬戸内寂聴さんの本は内容は当然の事であるが、それ以上に前職が作家というだけあって、文章が素晴らしく読んで納得するものでした。『仏教とは何ぞや』という事を瀬戸内寂聴さんなりの解釈で誰にでも解るか様に書かれた著作です。

  • けやき さん

    先日亡くなった瀬戸内寂聴さんの仏教入門。楽しく仏教の基本が分かりました。よい読書でした。

  • ちゃとら さん

    瀬戸内晴美さんの小説は以前何冊か読んでいた。寂聴さんになってからはエッセイ集を何冊か読んだ。今回の本は仏教塾。仏教は苦しみから救われるための心の修行。でも日本の仏教が葬式仏教になったのは江戸時代の檀家制度からで、本来は生きる事をとくものである。葬儀や墓、仏壇などは、さほど重要ではないとか。戒名は生きているうちに頂くものなど、ざっくばらんにお話されているのは興味深かったです。50代で出家されたお気持ちもほんの少しだけわかった気がしました?‍♀️

  • Ryuya Matsumoto さん

    特に信心深い方ではないけれど、仏教の考え方は素敵だなあと思うことがたくさんあります。「和顔施」って、いい言葉だなあ。

  • taikiat さん

    寂聴さんの温かみのある語り口調で、仏教についてわかりやすく書かれている。読んでからはずいぶん身近なものに感じられるようになった。仏教とは、亡くなった人のため、と言うより生きてる人が生を充実させる手助けをするためのものなのだなぁと思えた。全く仏教に興味がなかった私が、感銘を受け不動明王の真言を頑張って覚えた。次は般若心経も覚えたい。そういう気にさせてくれる程よい本だった。

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瀬戸内寂聴

1922年徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で第2回女流文学賞受賞。73年得度、筆名を晴美から法名の寂聴に変更。92年『花に問え』で第28回谷崎潤一郎賞、96年『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞。2001年『場所』で第54回野間文芸賞受賞。06年度文化勲章受章。11年『風景』で第3

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