今日を楽しく生きる 「寂庵だより」2007‐1998年より

瀬戸内寂聴

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784396617813
ISBN 10 : 439661781X
フォーマット
出版社
発行年月
2022年04月
日本
追加情報
:
390p;19

内容詳細

『源氏物語』を完訳、心弾む七十代。充実した時期の随想を収録。

目次 : 1 書きつづけて五十年―二〇〇七年/ 2 晩年を美しく生きたい―二〇〇六年/ 3 元気という病―二〇〇五年/ 4 思い残すことなく燃え尽きる―二〇〇四年/ 5 釈迦の定命を越えて―二〇〇三年/ 6 無益の暴力、戦争に反対―二〇〇二年/ 7 恐ろしい米国同時多発テロ―二〇〇一年/ 8 文学全集の刊行に取りかかる―二〇〇〇年/ 9 二十世紀を振り返って―一九九九年/ 10 『源氏物語』ブーム、二百万部に―一九九八年

【著者紹介】
瀬戸内寂聴 : 1922年、徳島県生まれ。1943年、東京女子大学卒。1957年、「女子大生・曲愛玲」で新潮社同人雑誌賞、61年、『田村俊子』で田村俊子賞、63年、『夏の終り』で女流文学賞を受賞。1973年、岩手県平泉の中尊寺で得度。法名寂聴(旧名・晴美)。京都嵯峨野に「寂庵」を構える。1992年、『花に問え』で谷崎潤一郎賞、96年、『白道』で芸術選奨、2001年、『場所』で野間文芸賞を受賞。98年に『源氏物語』の現代語訳を完訳。2006年、文化勲章を受章。2011年、『風景』で泉鏡花文学賞を受賞。2021年11月9日逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ろっか さん

    「何ごとも、度を越せば見苦しい。すべてほどほどが美しいのである」寂庵だよりを編集した随想。源氏物語を完訳した七十代の寂聴さん。私はこんなに元気でいきいきと年を取れるだろうか。「怨みに報いるに怨みを以てすれば、怨み尽きることなし」釈迦や世阿弥、らいてうの言葉が印象的。巻末の秘書の解説が心に残った。「あんなに聞いていた声も、今は耳の中からどんどん消えていく」

  • すうさん さん

    寂聴さんの「寂聴だより」第二弾を読破。最初に読んだものよりも年齢についてのことや死についてのことが少なくてほっとした。収録されたものは1998年から2007年までで寂聴が70歳後半から80歳前半まで。つまりまだ彼女がバリバリ働いていた頃だ。その年齢でも仕事に忙殺されていたことはよくわかる。それでいてアメリカの9.11が起こり、仏教徒や作家として自身で新聞に大金を払って意見広告など載せていた。寂聴という作家の素晴らしさはそうやって時代を感じて、常に自分の意見を社会にむけ行動し続けてきたということだと思う。

  • chuji さん

    久喜市立中央図書館の本。2022年5月初版。初出「寂庵だより」1998年〜2007年。瀬戸内寂聴さん初読み(瀬戸内晴美さんを含む)でした。

  • なかちゃん さん

    寂聴さんが70代半ばから80代半ばに書かれた「寂庵だよりささ」の随筆。海外に行かれたり、当時起きたニュース(事件)について書かれていていて、あっという間に読み終えました。

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人物・団体紹介

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瀬戸内寂聴

1922年徳島県生まれ。東京女子大学卒業。63年『夏の終り』で第2回女流文学賞受賞。73年得度、筆名を晴美から法名の寂聴に変更。92年『花に問え』で第28回谷崎潤一郎賞、96年『白道』で第46回芸術選奨文部大臣賞。2001年『場所』で第54回野間文芸賞受賞。06年度文化勲章受章。11年『風景』で第3

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