仏教が好き! 朝日文庫

河合隼雄

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784022615688
ISBN 10 : 4022615680
フォーマット
発行年月
2008年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,302p

内容詳細

「仏教にはまった」臨床心理学者と、「根っからの仏教好き」宗教学者による、仏教の途方もない魅力を探る対話。聖者の生涯、臨終場面、戒律、性の問題などをキリスト教・イスラム教と比較、ユーモアいっぱいに語りながら仏教の核心へ。新鮮かつ刺激的な仏教対談6編。

目次 : 仏教への帰還/ ブッダと長生き/ 仏教と性の悩み/ 仏教と「違うんです!」/ 幸福の黄色い袈裟/ 大日如来の吐息―科学について

【著者紹介】
河合隼雄 : 1928年、兵庫県生まれ。臨床心理学者・心理療法家。京都大学教授、国際日本文化研究センター教授を歴任、2002年文化庁長官に就任。07年7月逝去

中沢新一 : 1950年、山梨県生まれ。宗教学者。中央大学総合政策学部教授を経て、多摩美術大学美術学部教授・芸術人類学研究所所長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • きょちょ さん

    題名や表紙の画でイメージしていたのと大違いで、とても難解な本だった。 主だった宗教の基本概念を知っておかないとわかりにくいし、レヴィ・ストロースや物理学まででてくる。 レヴィ・ストロースなんて学生時代に読んだっきりだし内容まるで覚えていないし、物理なんて高校時代以降ブッツリ縁が切れている。 ただ、仏教には「幸福」という言葉はなく、近いものでは「楽」であり、その意味するところはとても共感できた。 胎蔵界と金剛界の曼荼羅はそもそも全く別の所からきていて、それを空海がうまく融合したというは話には感心。 ★★★

  • 雲をみるひと さん

    心理学者と宗教学者の仏教がテーマの対談集。かなり哲学的で読むには基礎知識が必要な本だと思う。納得できる内容や箇所も多いのだが、もう少し一般の読者を意識した編集になっていたら尚良かったと思う。二度、三度と読み込む必要がある一冊だと思う。

  • 夜間飛行 さん

    今まで宗教の戒律というものは性道徳を厳しく戒めるものであり、異性を欲望の目で見ることを禁ずるものだと思っていた。しかし本書を読み、仏教における性の問題はキリスト教とは大きく異なることを知った。一言でいえば、キリスト教がそれを「いけないこと」と教えるのに対して、仏教の戒律はあくまでも真理探究のマニュアルとして、つまり性欲をどうするかという技術的な問題として扱うらしい。猟師が山に入る時と同じなんだという説明は、すごく解り易かった。そもそも仏教の真理は女性的と言われればそんな気もする。仏教を学びたくなってきた。

  • 水彩 さん

    面白い。けど、ちっとも魂の救済とかにはならない(笑) 仏教を歴史的に、科学的に、もしくは心理学との比較であったり、あらゆる側面から考えた対談集。

  • 小太郎 さん

    見た目よりはかなり難解な仏教に関する対談集になっていました。中沢新一と河合隼雄の立ち位置の違いもよく分かったし。ユダヤ、イスラムやキリスト教という一神教とはまるで次元?の違う仏教の奥深さが確認できて読みごたえありました。前に読んだ「ブッダの夢」を思い出してしまいました。

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人物・団体紹介

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河合隼雄

1928年‐2007年。臨床心理学者。京都大学名誉教授。京都大学教育学博士。2002年1月から2007年1月まで文化庁長官。国際箱庭療法学会や日本臨床心理士会の設立等、国内外におけるユング分析心理学の理解と実践に貢献。『昔話と日本人の心』で大佛次郎賞、『明恵 夢を生きる』で新潮学芸賞受賞。1995年

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