ただでさえ難しい「セカンドアルバム」。「ファーストアルバム」の評価が高く、加えて偉大な師匠【シュリークス(神部和夫・としえ夫妻)】を持つ為プレッシャーは計り知れなかったはず。当時聖子さんの心理など考えず聴いていた２学年下の自分。特典だった「虎ノ門ホール」ライヴにも参加した。２５年前の春である。

敢えて言う。かぐや姫一族のホープである！

１９８１年７月１日水曜日。高３の私は期末テスト直前にもかかわず友人と参加している。 師匠イルカ様と同様「３枚目にライヴ盤」。聖子さん初の“青年館”。しっかり受け止めたい！

神部和夫・としえ夫妻(シュリークス)の弟子聖子さんのファーストアルバム。 B-5「雨よ流して」... 文句なく聖子さんオリジナル最高傑作！文句あるか！ A-1「さよならも言わずに」16才の私は泣いたよ！ 「シオン」師匠イルカ様が弟子のために書き下ろし聖子さんにとって避けて通れない永遠の踏み絵... 私はファンクラブメンバーです。

沢田聖子…実は名前しか知らない（1971生まれなもので）。同じマイナーなフォークでも、例えて言えば「谷山浩子」から暗さ、SFっぽさ、幼なさを除いて、大人な雰囲気にした感じ。なかなかいいんじゃないのかと。

このアルバム以降のフォノグラム作品はメリハリがあって好きです。歌謡路線バリバリで新鮮でした。あと「アンジェーヌ」はCD化してほしい。

このアルバムから積極的にリズム物を取り入れてかなり当時の歌謡アイドルを意識した作りに。歌謡曲作家の起用も進み、タイトル曲なんかは明菜なんか好きなひとにもお勧めです。脱フォークシンガーな一枚。翌年の『風の予感』と並んで個人的に好きです

このアルバムから積極的にリズム物を取り入れてかなり当時の歌謡アイドルを意識した作りに。歌謡曲作家の起用も進み、タイトル曲なんかは明菜なんか好きなひとにもお勧めです。脱フォークシンガーな一枚。翌年の『風の予感』と並んで個人的に好きです

なんちゃって松田聖子と思ったニキビ顔の聖子ちゃん。当時は自作曲を歌うアイドル的な存在。加藤和彦の「卒業」はタイトルとうらはらなロシア民謡のような不思議な曲。一度聴くと忘れられなくなるよ。フォノグラム移籍後の歌謡曲路線もおすすめ。

点数は内容に関して。録音と画像は5点以下。音はアコースティックとしても軽すぎる。画面の演奏には低音が入るはずなのに入って無い。相川七瀬さんと逆。映像は高級家庭用ビデオカメラかそれ以下。