桃尻語訳枕草子 下 河出文庫

橋本治

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309405339
ISBN 10 : 4309405339
フォーマット
出版社
発行年月
2005年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,349,33p

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
著者橋本治の別の本、窯変源氏物語を読んで...

投稿日:2021/05/11 (火)

著者橋本治の別の本、窯変源氏物語を読んでいる最中である。読む前の印象と違って、きわめて原典に忠実な書であることが分かった。この書もそうである。確かに書き出しは「本当なの もうすぐ都から下るの」といったあんばいであるが、中身は極めて原典に沿ったものである。

西口まる さん | 大阪府 | 不明

0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • 山口透析鉄 さん

    単行本の項目が見つからないので下巻にだけ記事を載せておきます。 橋本治氏のこれを読んだのは高校生の頃だったと記憶しています。当時の古典をこういう大胆な口語に翻訳したのは、本当にあっぱれでした。ずっと読んでいると疲れるんで、少しずつ読んだような。 橋本治氏は結構、文豪だったようには思いますが、生前にはあまり読めず、これから読みたい1人です。

  • てらこ さん

    やっと下巻へ。『枕草子』を書き始めたきっかけや、タイトルの由来に触れたあとがきも面白かった。全巻通して「〇〇って素敵!」と平安貴族のキラキラ感が綴られる中、主人・定子の悲運を思わせるエピソードがチラッと入るのが切ない。。いろいろ大変だけどたくましく生きてたわよ!という姐御肌な"橋本版"清少納言の語りが、千年前の日常を生き生きと感じさせてくれました。

  • ペミカン さん

    ここまで来たら!と、ずっと気になっていた橋本さんの枕草子を一気読み。一言 何故これまで読まなかったのか!ってくらい感動した!橋本さんの心意気に。「同じ日本語なのに何故分からないか」という素直な疑問に10年以上体当たりしてくれた、そのギャル語(古)清少納言エッセイ。三十一文字すら殆どその字数を死守し、清少納言になりきっての長い註文。王朝貴族のさして面白くないモノだが、1000年前の人と世の中が生き生きと浮かんできて快感だった。

  • rors(セナ) さん

    上・中・下と3冊にわたる橋本治さんのギャル語(?)で現代語訳された、1000年前のエッセイ「枕草子」を読み終えた。今(現代)と本当に何も変わらない。 読み辛く感じていたギャル語も下巻ではずいぶん慣れて、しかも怒涛の注釈を読むことによって平安時代に超詳しくなりスムーズに読み終えた。第百八十八段の野分の次の日がとても好き。光景が目に浮かぶ。 執筆過程を書いたあとがきも面白かったー! 読書メーターでフォローしているgenさんからのおすすめの本でした。本当に読んで良かった。

  • キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言 さん

    10年ががりのお仕事、ありがとうございます。註がすてき。高校時代にあったら良かったのにねぇ。平安時代って平和、そりゃそうだ、あんな歌ばっか詠んでいられたんだもん。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

橋本治

1948年東京生まれ。東京大学文学部国文科卒。77年『桃尻娘』で講談社小説現代新人賞佳作。以後、小説・評論・古典の現代語訳・戯曲・エッセイ等、あらゆるジャンルで精力的な執筆活動を行う。96年『宗教なんかこわくない!』で新潮学芸賞、2002年『「三島由紀夫」とはなにものだったのか』で小林秀雄賞、05年

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品