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とむらい屋颯太 漣のゆくえ 徳間文庫

梶よう子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198947705
ISBN 10 : 4198947708
Format
Books
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

颯太の営むとむらい屋は葬具の貸し出しはもちろん、弔いも執り仕切る。人の死には様々な事情が絡み、公にしたくない死もあれば賑やかに送りたい死もある。自ら命を絶った母の葬送、ひとり静かに死にたい男の葬式、亡骸をすぐ荼毘に付してほしいという奇妙な依頼も。ある日、仲間のおちえが自分の母を死なせた侍を見つけ浮足立つが―。残された者の望みを叶えてやるのがとむらい屋の生業。

【著者紹介】
梶よう子 : 東京都生まれ。2005年「い草の花」で九州さが大衆文学賞大賞を受賞。08年『一朝の夢』で松本清張賞を受賞し、同作にてデビュー。16年『ヨイ豊』で直木賞候補となり、同作品が歴史時代作家クラブ賞作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • はつばあば

    今回も感慨深く読了させて頂きました。因果応報って言うのは自分の行いが自分に返ってくるのは致し方無い事。人の生き様が死に様に被ることはないだろうけれど、バラエティーにとんだ葬儀より平凡な葬儀が一番だろうね。この颯太は残された者の立場での葬儀だが、私はされる身での感想(^^;。。忘れ去られるのが怖いかな?(笑)。いやいや天国も地獄もないはず。明治の頃の墓はあるがそれより前の我が家のご先祖さんの墓はない。亡くなった人を偲ぶ数は年々増えてくる。何事にも平凡であればいいか。もう少し若かったら次も読みたいがもういいわ

  • デジ姫

    やはり以前文庫本で読んでいた本だった。ほぼ斜め読みで目を通した。文庫本〜単行本と変わっても読んだか読んでないのかまでを読書メーターでは察知してくれない。

  • あここ

    とむらい屋2作目。こんなんやったか…覚えてない。おちえがうるさい。何をカリカリしてるのか、すぐ怒るとゆうか常に突っかかって面倒くさい娘。普通に会話してくれ。八丁堀の旦那のイヤミも飽きる、他に言うことないんか。この時代お葬式はどうしてたんやろ。とむらい屋は一般的ではなかったみたいやけど。人の不幸を金にする…まぁそうやけど。都合良く使うんは金持ちやろ。難儀なご遺体依頼多し。バレんように葬ってとゆうより始末…やな言い方。まぁ身内じゃなかったら困るわな。集中して読んでないのかいまいち意味が分からんとこが多かった。

  • 山内正

    昨日の酒の匂いがまだ残ってる   子供屋の店で働く女  お吉は仲間の女と一緒に座らない どんな手管で男物にするんだか教えて欲しいよと煙管を火鉢に打掛けお吉に聞く この店で働くなら欲は出しちゃ お登勢みたいになるよとおりつが 母が昨日首を括った 何で死んだのよ 弔い屋が聞きにきた  四十九日前に姿を消した  坂野屋の女郎が首の骨を折って 死んだから弔いを静かにやりたいと話で店に行く  今お調べ中だから分からないと 姿消したお吉が店にいた 他の若い女に客を取られたとか お吉は聞かれてもう死んじまったから身体が

  • 山内正

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