読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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• 市太郎 さん

  読了日：2014/03/01

  ポール・オースターの特集が組まれた柴田元幸編集の雑誌。オースターの「草稿と断片」を読むだけでファンには感涙ものなのだろうが、それに加えて柴田元幸氏のファンにもなってしまうという現象を引き起こす雑誌。お洒落なカフェにも似合いそうな猿の素敵な装丁も良いのではないでしょうか。個人的には村上春樹の講演録が良かったです。少しづつ読みながら最後に控えている村上氏の小説家論は興味深いものだった。物書きを志す人は読んでみてもいいのでは。小説ってこういうものだと、もちろん一個人の意見だが彼が言うと説得力がありますね。

• はちてん さん

  読了日：2014/08/27

  ポール・オースターAtoZが面白かった。編集長柴田元幸はもとより執筆陣が豪華。イラストだけ見ていても楽しい。これで約1000円は嬉しい。

• たー さん

  読了日：2014/03/05

  オースターファンには垂涎もの。村上春樹初めとした他の執筆陣も粒揃い。

• Hideto-S@仮想書店 月舟書房 さん

  読了日：2014/05/17

  80年代後半に華々しく登場した【ニューヨークの村上春樹】ポール・オースター。その訳者で都会的な海外文学の伝道師、柴田元幸氏責任編集の文芸雑誌の創刊号。マーケティング無用、自由に作った感炸裂。特集『青春のポール・オースター』ではデビュー前の草稿9篇を収録。小説界を異種格闘技のリングに例えた村上春樹氏の連載『職業としての小説家』。「ニューヨークは小説の国」という高橋源一郎氏のエッセイ。スタイリッシュな装丁。でも昔のように言葉が毛穴から染み込んでくるような感覚はなかった。今までありがとう、Mr.オースター。

• marco さん

  読了日：2013/11/09

  まるまる一冊読み通す雑誌ってないんだけれど、柴田元幸先生が責任編集する『Monkey』はまさに全ページを堪能した。『Monkey Business』から継続している作家たちによる新連載ももちろんすばらしいのだけれど、特集の末尾に付された「オースターA to Z」は白眉！ オースターに対する柴田先生の敬愛ぶりが文章からヒシヒシと伝わってくる。オースター作品を時系列に再読したくなった。

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