坂口安吾盗難事件&坂口安吾探偵小説集

東直己

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784434141225
ISBN 10 : 4434141228
フォーマット
出版社
発行年月
2011年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
274p;19

内容詳細

鬼才・坂口安吾のミステリーをご堪能あれ。「投手殺人事件」「心霊殺人事件」「正午の殺人」など坂口安吾の探偵小説6編とともに、東直己渾身の書き下ろし、安吾へのオマージュ「坂口安吾盗難事件」を収録。

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読書メーターレビュー

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  • kaoriction@感想は気まぐれに さん

    「この世界は、神様が書いた巨大な本」。そう思うと、なぜか全ての謎には合点がゆく。安吾の探偵小説6編と東直己による安吾へのオマージュ1編を収録した作品集。各作品終わりにある東直己の解説がいい。作品としては「アンゴウ」が良かった。戦争という足跡のせつない切り口。そして東直己のオマージュ作品「坂口安吾盗難事件」が不思議な安吾世界を楽しめた。安吾が消滅した世界でなくてよかった。消滅していたらこの作品に出会えなかったのだから。安吾が盗まれたりせず、消滅しない世界の私たち。だけど、知らないだけで誰か有名な作家は…⁉︎

  • ももや さん

    東直己を追いかけてたら、中学校の頃夢中になった坂口安吾に行き着いた。体言止めで文章をざっと切る。映像をだだっ、だだっと展開するような描写。コムツカシイ単語はみんなカタカナだ。真実と感情がほどよく交わる頃合いの洞察力。うわっ、僕、これをずっとマネしてたんだ。プレゼンも資料作りも。そーだったのか、そーかもしれん、そりゃそーだ。まいった、自分を見つめ直してしまった。安吾は読むべし

  • りんか さん

    坂口安吾の探偵小説短編集+α。このくらいの、大昔ってほどじゃないけどそんなに最近でもない時代の作品は時代背景を知っているとより面白い。

  • メルセ・ひすい さん

    15-53  お殿様、ご本部様方式、葵のご紋、印籠方式等、すさまじい効果の戦術。おもしろぉぉぉいよ ふふふっっ 俺は探偵だっっっ ★なんとなく目が覚めた。ものすごい二日酔いだ。 ま、驚くことではない。毎朝のことだ。二日酔いで目が覚めるようになって、すでに10年以上になる。…ふふふアセトアルデヒト…マゾだな…鬼才・坂口安吾のミステリーをご堪能あれ。「投手殺人事件」「心霊殺人事件」「正午の殺人」など坂口安吾の探偵小説6編とともに、東直己渾身の書き下ろし、安吾へのオマージュ「坂口安吾盗難事件」を収録。

  • sattin さん

    アンゴウ以外も面白かった。こういう感じのミステリを書く人だったんですね。時代が結構出ている感じ。

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人物・団体紹介

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東直己

1956年札幌生まれ。北海道大学文学部哲学科中退。92年『探偵はバーにいる』で作家デビュー。2001年、『残光』で第54回日本推理作家協会賞の“長編及び連作短編集部門”賞を受賞

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