CD

アランフェス協奏曲、ある宴のための協奏曲、他 村治佳織(ギター)ペレス&ガリシア交響楽団

村治佳織

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
UCCD9444
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
CD
その他
:
限定盤, デジパック

商品説明

村治佳織/“Viva! Rodrigo”(限定盤)

前作のクラシカル・クロスオーバー・アルバム『AMANDA』から一転して、クラシック・ギター最高の協奏曲『アランフエス協奏曲』の登場です。
 村治にとってはこの作品の録音は2度目となりますが、前回から7年の歳月が経ち、彼女の音楽的、人間的成長が際立つ録音となりました。
 この作品にふさわしい本場スペインの指揮者、オーケストラで、村治の敬愛するロドリーゴの作品をDECCA伝統の録音方式で録音したものです。

・ロドリーゴ・ファミリーも認めたアランフエス!
作曲者ロドリーゴ氏(故人)の実娘セシリア・ロドリーゴもこのアルバムに推薦コメントを寄せています。

・初回限定生産盤、豪華デジパック仕様
初回生産限定のみ、スペインのイメージを彷彿とさせる、村治のビジュアルを生かした豪華美麗デジパック仕様+本人の自筆コメントを印刷したブックレット。
初回終了後は、通常プラスチック・ケース仕様となります。ジャケットは、初回盤と通常盤は違うものとなります。(ユニバーサル・ミュージック)

ロドリーゴ:
・アランフエス協奏曲
・ヒラルダの調べ−セビーリャ幻想曲
・ある宴のための協奏曲

 村治佳織(ギター)
 ガリシア交響楽団
 ビクトル・パブロ・ペレス(指揮)
 録音:2007年7月16-20日 スペイン、ラ・コルーニャ


村治佳織(Kaori Muraji)
東京都出身。3歳より父・村治昇の手ほどきを受け、10歳より福田進一に師事。1989年、ジュニア・ギターコンテストにおいて最優秀賞を受賞。91年、学生ギター・コンクールにおいて、全部門通じての最優秀賞を受賞。92年ブローウェル国際ギター・コンクール(東京)及び東京国際ギター・コンクールで優勝を果たす。
93年、津田ホールにてデビューリサイタル。続いてデビューCD「エスプレッシーヴォ」をリリース。94年には日本フィルハーモニー交響楽団と共演、協奏曲デビューを果たす。95年、イタリア国立放送交響楽団の日本ツアーにソリストとして同行、同年、第5回出光音楽賞を最年少で受賞。96年、村松賞受賞。同年5月、イタリア国立放送交響楽団の定期演奏会に招かれ、本拠地トリノにおいて共演、ヨーロッパ・デビューを飾る。このコンサートはヨーロッパ全土にテレビで放映された。
97年よりパリのエコール・ノルマルに留学、アルベルト・ポンセに師事。99年、ホアキン・ロドリーゴの前で彼の作品を演奏する機会を得る。同年、エコール・ノルマル卒業と同時に帰国、本格的なソロ活動を開始。 NHK交響楽団をはじめとする国内主要オーケストラとも共演を重ね、幅広い層からの支持を受ける。
2000年、ドイツのフォーグラー・カルテットと日本ツアーを行い、新たなる室内楽の分野に取り組む。また、韓国のソウル・アート・センターにて初のリサイタルを行い好評を博す。2001年、ロドリーゴ室内管弦楽団とスペイン、バレンシアにて初共演、翌2002年5月、ロドリーゴ生誕100年を記念し同楽団と日本ツアーを行う。2003年2月には再びフォーグラー・カルテットと日本ツアーを、また5月には韓国、ソウル・アート・センターでリサイタルを行い、2000人のファンから熱狂的に迎えられた。6月、イタリア国立放送交響楽団(指揮:ラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス)とトリノ、フィレンツェでの公演に引き続き、日本ツアーを行う。
2004/05年シーズンは、7月にホセ・マリア・ガジャルドとのデュオ・リサイタル・ツアーを行った後、9月より英国DECCA移籍後第1弾CD「トランスフォーメーション」発売記念ツアーを日本全国で展開。12月にはラファエル・フリューベック・デ・ブルゴス指揮/読売日本交響楽団とロレンツォ・パロモの「アンダルシアのノクターン」の日本初演を果たす。2月のLGアート・センター他2箇所を訪れた韓国ツアーでも高い評価を得た。3月に上海音楽庁で行われた中国デビュー公演での上海交響楽団との熱演は、地元テレビでも報道されるなど、話題を呼んだ。
2005/06年シーズンは、10月にスペインにて、バレンシア・オーケストラとアランフェス協奏曲を演奏し、好評を博す。06年1月にフランスのナント音楽祭に参加。また、4月にはアメリカ西海岸での初リサイタル・ツアーを行い、アメリカ・デビューを果たす。
録音は、ビクターエンタテインメント株式会社より8タイトルのCD『エスプレッシーヴォ』『グリーンスリーブス』『シンフォニア』『パストラル』『カヴァティーナ』『ロドリーゴ アランフェス協奏曲』『レスプランドール』『エステーラ(ベスト盤)』、2001年、初のDVD『Contrastes』をリリース。
2003年11月、英国の名門クラシックレーベルDECCAと日本人としては初のインターナショナル専属契約を結ぶ。2004年7月に日本発売、2005年3月にヨーロッパ、韓国、香港をはじめ世界発売された第1弾『トランスフォーメーション』は、「レコード芸術」9月号にて特選として最高の評価を得るとともに、第19回日本ゴールドディスク大賞クラシック・アルバム・オブ・ザ・イヤー<洋楽>を受賞した。第2弾『リュミエール』は05年10月に日本発売、06年2月に世界発売、06年6月21日には、DVD「村治佳織 生命の色彩・原色の響き コスタリカ」が発売され、06年10月25日リリースされた移籍第3弾『ライア&ソネット』では、ハリー・クリストファーズ率いる英国の合唱団、ザ・シックスティーンと共演。(世界発売07年2月)
2007年4月には大島ミチルのストリングス・アレンジによるクロスオーヴァー・アルバム『アマンダ』がリリースされる。
2006年1月からJ-WAVE(FM)「MITSUBISHI JISHO CLASSY CAFE´」で番組パーソナリティをつとめ、2007年1月からはミキモトのイメージキャラクターとして起用されるなど、幅広い分野で活躍している現在最も注目されているギタリストである(2007年4月現在)。
ユニバーサル・ミュージック

内容詳細

「アランフェス協奏曲」は8年ぶりの再録音。一段と緻密さと奥行きを感じさせ、村治の進境の著しさを証明する出来栄えだ。「ある宴のための協奏曲」はロドリーゴの最後のギター協奏曲で、高度な技巧を要する難曲だが、村治は鮮やかな指捌きで、ローカル色豊かな叙情の世界をヴィヴィッドに描き出している。(直)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

総合評価

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人気のあるアランフェスだが、僕にとっては...

投稿日:2012/12/18 (火)

人気のあるアランフェスだが、僕にとってはただ甘ったるいだけの曲に思えていた。村治佳織の同CDは、ことのほかシャープな印象を受け、目から鱗の一枚だ。

ヒューブーン さん | 静岡県 | 不明

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アランフェスにここまで感動を受けたのは初...

投稿日:2009/10/10 (土)

アランフェスにここまで感動を受けたのは初めてです☆今まではジョンウィリアムスが最高峰と思ってましたけど…ひけを取らないと思いますよ。確かに日本人特有のスペインの感じ方もありますが、彼女は充分にロドリーゴの魂を感じているように思います。ウィリアムスだって酷い「さくら」弾いてるわけだし、母国の人間からはどう聞こえるかわかりませんけど、日本人として顕著に作品を感じ取った演奏だと思います。

MISA さん | 愛知県 | 不明

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村治のギターは巧いのは定説で、確かにこの...

投稿日:2008/07/17 (木)

村治のギターは巧いのは定説で、確かにこのアルバムでも巧いし安心して聞いていられる演奏だ。だが、西洋人が弾く上手な津軽三味線というか、最後の最後にネーションの違いがバリヤーとなっている気もするのである。ステージ中央にぽっかりと球形の透明空間が出現し、その内部はエコーもノイズも何もない無響室のような空間なのだが、その真ん中で村治がギターを弾いている。弱々しいギターが放つ仄暗い音色と、色彩感の強いオケの音色が球形空間の境界面内外で溶け合っていない。

MusicArena さん | 神奈川県横浜市 | 不明

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