少女は卒業しない

朝井リョウ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087714425
ISBN 10 : 408771442X
フォーマット
発行年月
2012年03月
日本
追加情報
:
257p 19cm(B6)

内容詳細

今日、わたしはさよならする。図書室の先生と。退学してしまった幼馴染と。生徒会の先輩と。部内公認で付き合ってるアイツと。放課後の音楽室と。ただひとり心許せる友達と。そして、ずっと抱えてきたこの想いと―。廃校が決まった地方の高校、最後の卒業式。少女たちが迎える、7つの別れと旅立ちの物語。恋愛、友情、将来の夢、後悔、成長、希望―。青春のすべてを詰め込んだ、珠玉の連作短編集。

【著者紹介】
朝井リョウ : 1989年5月生まれ、岐阜県不破郡出身。早稲田大学文化構想学部在学中の2009年『桐島、部活やめるってよ』で第二十二回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。他の著書に『チア男子!!』(第三回高校生が選ぶ天竜文学賞)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • アサガオ さん

    少女は卒業しない゜゜(´O`)°゜「廃校◇高校最後の卒業式◇胸に抱える熱い想い」...「7つの別れと旅立ち」...「恋愛◇友情◇将来の夢◇後悔◇成長◇希望」...「青春の全てがここにあった」...「さようならなんてしたくない◇時が音をたてて迫る◇せまりゆく卒業式」...「私は今日、さよならする◇沢山の想い出がつまった人たち◇この確かな足で歩いた廊下と沢山の教室たち◇大切なものを失いそうで、怖くて、辛くて、熱い涙が溢れて止まらない」..「ありがとう◇さようならは言わない◇私の心の記憶に刻むから◇素敵な作品」

  • 風眠 さん

    廃校になる高校での最後の卒業式当日の一日、明日には取り壊しになってしまう校舎のあちらこちらで、7人の女の子たちそれぞれの「せいいっぱい」が描かれた連作短編集。それぞれの物語は一人称で書かれているので、リアルかつ臨場感がすごい。10代の女の子にとっての大事なこと(例えば髪をきれいに巻くとか)や、ままならない恋愛とか、かけがえのない友達とか、未練とか後悔とか、そして決意とか、いろいろ。なんてことない風景も卒業式の日にはなんだか特別に見えた頃のような、通り過ぎた思い出が心に立ち現れてくるような物語。

  • ダイ@2019.11.2〜一時休止 さん

    廃校する高校卒業式前後の連作短編集。これぞ青春って感じなんだけど、最後の話はちょっと切ない。

  • hiro さん

    廃校が決まった高校の最後の卒業式を向かえる女子高生達が主人公の連作短編集。『もういちど生まれる』や『スペードの3』と同じように、なぜ朝井さんは女性の気持ちがわかるのだろうと改めて感じ、男性作家が描いているという違和感はまったくない。並行して読んでいたしをんさんの『秘密の花園』は少女の残酷性、女子高の閉塞感が強く感じる作品だった。一方こちらは、最初こそ先生との恋、屋上に上るという設定が小説ではよくある設定だと思うが、7編を読むと、恋、友情、そして彼女達の成長を感ずることのができるさわやかな作品だった。   

  • ナイスネイチャ さん

    廃校が決まった高校の卒業式を様々な人物から描く連作短編集。相変わらずヒリヒリするワードが随所に出てきます。最後の「夜明けの中心」はちょっとらしくない?衝撃。「エンドロールが始まる」が一番良かったです。

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