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アメリカの20世紀 下 1945年-2000年 中公新書

有賀夏紀

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784121016652
ISBN 10 : 4121016653
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2002
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「パックス・アメリカーナ」の形成と挫折を社会・文化的側面に着目しつつ描く意欲作。本巻は、冷戦終結により唯一の超大国となり、国内外の新たな試練にさらされる20世紀後半を叙述。

【著者紹介】
有賀夏紀 : 1944年(昭和19年)、東京都に生まれる。お茶の水女子大学文教育学部卒業。東京大学大学院社会学研究科国際関係論博士課程単位修了。スタンフォード大学大学院修了(Ph.D.)。現在、埼玉大学教養学部教授。専攻、アメリカ史、アメリカ研究。『アメリカ・フェミニズムの社会史』で山川菊栄賞および日米友好基金賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • k5

    20年以上前の本ですが、とてもいい本でした。ロシアのエリア・スタディーズを専門にしたりして、アメリカというものに背を向けて生きてきたつもりでしたが、この本を読んでいるとレーガンあたりから私の記憶も明らかになってきて、思えば自分の生き方もアメリカ文明に規定されてきたな、と思います。例えば中学受験の講師のおっさんの声で蘇るイラン・コントラスキャンダルは、その後の中高時代に狂ったように読み続けてきた、舩戸与一などの冒険小説の発想のソースですし、思想的にも経済的にもアメリカと無縁でいられない事実に気づかされます。

  • 読書ニスタ

    1890年頃から、筆を興すこの上下巻、第二次世界大戦に本土をほぼ無傷でやり過ごしたアメリカは、パクスアメリカーナ、20世紀を我がもの顔で駆け抜ける。生活様式にしろ、人種、労働者、貧富の差、性の在り方、エンタメ、技術革新、メディアなど、争い事に勝つたびに強く拡大し、ベトナム戦争や日本との経済的な敗北に、大きく国力を落としはしたが、今日揺るぎない地位にある。とはいえ、それは100年程度の話でしかない。トランプ大統領のような、他国とぶつかり合う方が、アメリカの本質のようにも感じられた。

  • James Hayashi

    アメリカのパワーを感じた。大統領が持つ権限、時代に即したリーダの現出、世界をリードする経済、反共産主義など世界の潮流を作り続け、多くの革新(革命)を為し続けるアメリカ。脅威であるが民衆の絶え間ない支え合いと変革へのチャレンジも感じた。

  • トムトム

    黒人差別、共産党差別の赤狩り、ラテンの人たちの差別。最近も元大統領が「キリスト教徒で白人のアメリカ人が一番優秀」というような発言をして、「その通り!」と盛り上がるアメリカ人がたくさんいました。不思議な国です。

  • あんころもち

    公民権運動から保革対立激化に至る歴史を詳細に叙述する。その白眉はその歴史から到達する20世紀末の「文化戦争」の記述である。アメリカには、WASP(伝統的白人)のアメリカとサラダボウルと例えられるアメリカがある。1980年以降激化した「文化戦争」(中絶、信教、人種などをめぐる保革の対立の激化)は、アメリカの位置付けをめぐる大きな揺れを生み出し、それは本書で指摘されるように事あるごとに噴出してきた。関係ないような事件にまで絡められる事もあった。

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