Books

わたしを 描く

曹文軒

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784251099723
ISBN 10 : 4251099729
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ウロは小さいころから絵を描くことがだいすき。はじめて自画像に挑戦する時にえらんだのは、亡くなった高名な画家が生前に発注したという雨露麻のキャンバス。ウロは自分の絵を必死に完成させますが、不可解な現象が!?自分と向き合い成長する少女の物語!ボローニャ・ラガッツィ賞フィクションの部優秀賞受賞作品。

【著者紹介】
曹文軒 : 中国の児童文学作家。北京大学文学部教授。2016年国際アンデルセン賞作家賞受賞、2021年に本作『わたしを 描く』でボローニャ・ラガッツィ賞フィクションの部優秀賞

スージー・リー : 韓国の画家。韓国ソウル生まれ。2021年に本作『わたしを 描く』でボローニャ・ラガッツィ賞フィクションの部優秀賞、2022年には『SUMMER』という文字のない絵本で、ボローニャ・ラガッツィ賞フィクションの部優秀賞、国際アンデルセン賞画家賞を受賞

申明浩 : 絵本研究家。武蔵野美術大学非常勤講師、相模女子大学非常勤講師

広松由希子 : 編集者、文庫主宰、ちひろ美術館学芸部長を経て、現在フリーで絵本の文、評論、翻訳、展示企画などを行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • timeturner

    絵が大好きで得意な少女ウロを、絵描きになりたかったけど布屋になったお父さんは熱心に応援してくれる。ある日、キャンバスを買いにいったら雨露にさらして作った麻のキャンバスがあった。有名な画家が注文したものだが、その画家が急死してしまったのだという。自分と同じ名前のキャンバスを気に入ったウロは自画像を描いた。とても巧く描けたと思ったのだけれど、一晩たったら・・・。スージー・リーの絵がとにかく素晴らしいので絵描きを主題にした話に説得力が出ている。

  • 猿田彦

    図書館でこの絵本を選んだとき、いつもと違い、読む覚悟はできているかと言う心の声が聞こえてくるような気がしました。実際にこの本を読んだ後、やっぱりこの本から発していたオーラが私に届いたのだと納得しました。それほどインパクトのある本でした。初めて描く自画像に自分の名前と同じ雨露と言う名前の布を選んだ女の子。ここからすでに、絵に向き合う姿勢が見えてきます。何回も塗り重ね8回目にやっと満足のいく作品を仕上げることができました。思春期の女の子が自分と向き合う姿が静かですが、訴えるもののある迫力のある絵でした。

  • クドアンヌ

    どういうことかわからない。そもそもわたしってなんなんだろうな。写真や鏡などの自分の姿をはっきりと映るものがない時代にも自画像って存在したんだろうか。水鏡なら見えなくもないけど常に下向きだし、ガラス窓ではぼんやりしてるし。まぁ最後には絵が残ったこのキャンバスには毎日ウロが思うウロ自身が描き出されていたら神秘的で良いなと思った。

  • グーグー

    『なんて いいひ』のスージー・リーの絵がよかったので、新作を。ウロは雨露麻(うろあさ)でできたキャンバスに自画像を書いたが、不可解なことが……。シンプルだけど絵は人物の表情がいい。文の曹文軒の物語は、画家の子供の頃を描いているのではないかと思わせる。少女の繊細な諦めない強さを感じた。

  • hiko

    美術館で拝見したスージー・リーさんの絵本をおいかけて。文章は曹文軒さん。ウロは自分の名前と同じ雨露麻のキャンバスに自分の絵を描くが、翌日の朝に絵の具がどろどろにとけて。う〜ん難解。解釈はそれぞれで、っていうのも嫌いではない😆。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items