きずなの兄弟と鎌倉殿 曽我物語 講談社青い鳥文庫

時海結以

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784065258323
ISBN 10 : 4065258324
フォーマット
出版社
発行年月
2021年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
192p;18

内容詳細

強いきずなで結ばれた兄弟の生きざまを描く古典「曽我物語」。曾我兄弟の父のかたき・工藤祐経は、鎌倉殿(源頼朝)のお気に入り。しかも、鎌倉殿と兄弟のあいだには、祖父の代からの因縁がある。かたきを討とうとすれば、鎌倉殿に、かならず命をねらわれる―。先のない人生とわかっていながら恋に落ちる兄・十郎。まっすぐに目的を果たそうとする弟・五郎。二人の運命は?小学上級・中学から。

【著者紹介】
時海結以 : 長野県生まれ。歴史博物館にて、遺跡の発掘や歴史・民俗資料の調査研究職にたずさわったのち、作家デビュー。日本児童文学者協会、日本民話の会に所属

久織ちまき : 新潟県生まれ。漫画家&イラストレーター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ゆるりは さん

    兄弟の心情があまりに純真で、亡き父のためにすべてをなげうって仇討ちをする姿が胸に迫ります。当時はそんな修羅の道しかなかったのでしょうね。兄十郎と舞姫の恋も切なく美しすぎて、子ども向けなのでストレートにぐっときました。兄弟をさりげなくアシストしてくれる敵配下のおじ様方も素敵でした。それにしてもハードボイルドな時代…。

  • イカまりこ さん

    『化け者手本』に曾我兄弟と忠臣蔵、2つの仇討ち物が取り上げられてて、どちらもよく知らないので児童書で読んでみた。たまに見ていた鎌倉殿のキャストを思い浮かべながら、いろいろ調べながらの読書となった。父を殺された敵討ちは予想以上に長期戦で、これだけ1つのことに命かける事が私にできるだろうかって疑問になってしまう。首を斬られる寸前の子供の二人が父に会えるようにと仏に祈るシーンは泣けた。そして十郎の恋人、虎のラスト。化け者手本とは違う虎が見れた。今でも通じる美青年と熱血漢のバディ物で、昔から人気なのも分かる。

  • 天猫ゆみ@VOISING推し@おもっちとペア画中 さん

    中1 曽我物語は初めて読んだけれどすごく感動した😭

  • keisuke さん

    仕事資料。

  • はる さん

    三大あだ討ちですが、内容は全く知りませんでした。少し理解できました。伊東祐親にすべての原因があると思います。なので、あまり知名度がないのかなあ。

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人物・団体紹介

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時海結以

小説家。長野県生まれ。ノベライズ作品や、児童書の著書多数。小説家になる前は遺跡発掘の仕事をしていた。現在は、パズル作家も兼業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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