黄昏の百合の骨 Mephisto Club

恩田陸

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062123327
ISBN 10 : 4062123320
フォーマット
出版社
発行年月
2004年03月
日本
追加情報
:
20cm,309p

内容詳細

「自分が死んでも、水野理瀬が半年以上ここに住まない限り家は処分してはならない」。亡き祖母の奇妙な遺言に従い、「魔女の館」と噂される洋館にやってきた理瀬は…。華麗なる恩田ミステリー最新刊。

【著者紹介】
恩田陸 : 1991年の第三回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった「六番目の小夜子」(新潮社)でデビュー。ホラー色の強い作品であったが、綾辻行人氏を始めとする若手ミステリー作家の注目を集める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mint☆ 現在ログイン率低下 さん

    こちらは「麦の海に沈む果実」の続編とのことで、過去に一度読んだもののイマイチ理解できずじまいだったので麦の海〜の後に再読。亡き祖母の遺言は、イギリスに住んでいた理瀬が戻り、半年住まなければこの家を処分してはならないというもの。「魔女の家」と呼ばれる古い洋館に何か秘密があるのか。二転三転するストーリーに一度読んだことがあるはずなのに一気読みでした。理瀬が麦の海〜とはまた違った印象で興味深い。連続で読むと謎が少し明らかになってスッキリしました。他の関連本も読んでみたい。古い本なので見つかるかしら。

  • bura さん

    理瀬シリーズ長編第2弾。百合の香りに包まれた長崎の古い洋館「白百合荘」。転落死した祖母が残した遺言は、イギリスに高校留学している理瀬がこの館に半年以上住まない限り、家を処分してはならないと言うものだった。言いつけを守り二人の叔母と暮らし始めるが動物の毒殺や知合いの失踪事件、さらに殺人へと繋がって…。従兄弟の亘と稔を巻き込み、フーダニットの心理サスペンスが進んでいく。少女から大人へ。理瀬の持つ深い闇の魅力が読み手を誘い、気がつくと彼女に心を奪われている私がいた。又しても不思議な魅力ある物語を堪能しました。

  • むっちゃん✿*:・゚ さん

    理瀬シリーズ第3段!『私が死んでもこの館に理瀬が半年以上住まない限りは家を処分してはいけない』という祖母からの謎の遺言。[魔女の館]と近所の人に噂され、家中が百合に溢れている洋館。この本はおばあちゃんは本当に事故だったの!?とか行方不明の男の子の無事は!?とかそういうものを推理する話ではない。あの湿原の中に立つ学園を運営する一族の暗い暗い部分の一端を垣間見ることが面白いところ。だいたいシリーズものと言えば案外単体で読んでも面白かった、となるが…本書に関してはこれ単体で読むのとシリーズの順を追って→

  • 橘 さん

    とても面白かったです。こちらも一気読みでした。「麦の海に沈む果実」と同じように、登場人物たちがそれぞれ魅力的でした。最後まで、お話がどう進むのかわからずぐいぐい読めました。物語の雰囲気は昏かったです。グラバー邸など、舞台が長崎だったのが身近に感じました。理瀬や、稔や亘のその後が気になります。続きはあるのかな。

  • みっちゃん さん

    タイトルが素敵。「3月の国(学園)」を出た理瀬はイギリスへ留学、祖母の死により帰国し、血の繋がらない叔母二人と同居する。長崎の山手地区(と思われる)古い洋館で、祖母の秘密を葬るために…。やがて命日に従兄弟二人もやって来て、新たな事件が起こる。長崎出身の為場所のイメージが容易で面白かった。理瀬の黒さに驚いたが、周りはもっと黒い!あの校長でさえまともに見える。最後まで気を抜けない、大変面白い作品だった。続編があればぜひ読みたい!

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人物・団体紹介

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恩田陸

1964年、宮城県出身。小説家。92年『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で第二六回吉川英治文学新人賞および第二回本屋大賞、06年『ユージニア』で第五九回日本推理作家協会賞、07年『中庭の出来事』で第二〇回山本周五郎賞、17年『蜜蜂と遠雷』で第一五六回直木三十五賞、第一四回本屋

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