CD

夜の歌-作品集成: Morgaua Q モルゴーア Q 荒井英治(Vn)藤森亮一(Vc)山田武彦(P)竹田恵子(Vo)

尾崎宗吉

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
ALCD9110
組み枚数
:
1
レーベル
:
:
日本
フォーマット
:
CD

商品説明

夜の歌
尾崎宗吉作品集成


あふれる楽才で昭和初期の楽壇に颯爽と現われ、前途を嘱望されながらも戦渦に倒れた夭折の作曲家 尾崎宗吉。当盤には、正味5年ほどの短い作曲人生の中で彼が遺した作品の現存するほぼすべてを収録。演奏は、日本を代表する弦楽四重奏団としていまや揺るぎない地位にあるモルゴーア・クァルテットら気鋭の音楽家たち。激動の時代を生きた若き音楽家の瑞々しく抒情あふれる楽想を清新な音色で綴ります。尾崎の再評価に長年尽力してきた池田逸子氏によるライナーノートも含め、資料的にも非常に価値あるアルバム。(ALM)

【収録情報】
尾崎宗吉(1915-1945):
・小弦楽四重奏曲(1935)
・幻想曲とフーガ(1936)
・初夏小品[作詩:大木惇夫](1936)
・チェロ・ソナタ(1937)
・ヴァイオリン・ソナタ第2番(1938)
・ヴァイオリン・ソナタ第3番(1939)
・夜の歌(1943)

 モルゴーア・クァルテット[荒井英治・戸澤哲夫・小野富士・藤森亮一]
 荒井英治(ヴァイオリン)
 藤森亮一(チェロ)
 山田武彦(ピアノ)
 竹田恵子(歌)

 録音時期:2011年6月23-24日
 録音場所:稲城市立iプラザ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

内容詳細

諸井三郎門下で才気を現しながら、第二次大戦の激動の内に若くして命を落とした尾崎宗吉。その譜面が残る作品を集めた貴重な集成である。音楽は古典形式にヒンデミットを思わせる闊達モダンな響きがのる新古典風。だが乾きすぎない。颯たる彩色、濁らぬ抒情、漂う時代の翳。未見の才気が薫る。(中)(CDジャーナル データベースより)

収録曲   

ユーザーレビュー

総合評価

★
★
★
★
★

5.0

★
★
★
★
★
 
1
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0
★
★
★
★
★
30歳という若さで亡くなった尾崎宗吉の作...

投稿日:2014/12/10 (水)

30歳という若さで亡くなった尾崎宗吉の作品集。 このCDには現在演奏可能な管弦楽曲以外の作品、つまり室内楽曲を全て収録されています。 1935年に書かれた、『小弦楽四重奏』から1943年に書かれた『夜の歌』まで、年代を新しくなる毎に作品が進歩しているのが良くわかります。 代表曲の一つ、夜の歌も良いのですが、個人的には小弦楽四重奏曲と日本的な雰囲気の幻想曲とフーガが気に入りました。 モルゴーア・クァルテットを始め、演奏は熱演と言って良く、作品の真価を知るに最適な演奏だと思います。 録音も良好。 おすすめの一枚です。

レインボー さん | 不明 | 不明

0

おすすめの商品