福家警部補の考察 創元クライム・クラブ

大倉崇裕

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488025571
ISBN 10 : 4488025579
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
244p;20

内容詳細

地位と愛情を天秤にかける医師の誤算(「是枝哲の敗北」)、夫の企みを知って機先を制する料理好きな妻(「上品な魔女」)、身を挺して師匠の名誉を守ろうとするバーテンダー(「安息の場所」)、数年越しの計画で恋人の仇を討つ証券マン(「東京駅発6時00分のぞみ1号博多行き」)…『福家警部補の挨拶』に始まる、倒叙形式の本格ミステリ第五集。

【著者紹介】
大倉崇裕 : 1968年京都府生まれ。学習院大学法学部卒業。97年「三人目の幽霊」が第4回創元推理短編賞佳作となる。98年「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥 さん

    【図書館本】コロンボファンである作者が書いた刑事コロンボへのオマージュとも言えるこのシリーズ。完全犯罪を目論む医師、尊敬する師匠の名誉を守る為に罪を犯したバーテンダー。女コロンボ福家警部補の推理は今回も冴えています。安心安定の面白さ。それにしても、何でもこなせると思っていた福家さん、まさか自転車に乗れないとは!そして、この人はいったいいつ眠るのだろうか?★★★+

  • aquamarine さん

    シリーズ5作目。いつも通り見事な本格の倒叙ミステリです。コロンボや古畑任三郎と思い出しながらも、何を考えているのかわからない淡々とした福家警部補にすっかり持っていかれます。驚くほど些細な綻びを引っ張ってくるのは相変わらずで、バンと証拠を突き付けるよりも、心理戦で最後に自供させる手腕は鮮やかです。現実にはそんなに上手くはいかないのでしょうが、どれも面白かったです。印象的なのは徐々に主婦の本当の顔が見えてくる「上品な魔女」、えっ!そこから?と思った「東京駅発6時00分 のぞみ1号博多行き」。

  • fwhd8325 さん

    今回も面白く読みました。ドラマ化もされましたが、イメージを壊されたくないので、小説で読む方が魅力は大きく感じられます。犯人との駆け引きは、本当に面白いです。

  • 初美マリン さん

    この主人公福家さん、素敵な方です。主人公は、色々な設定にしてあるものですけど、今までにない自分を主張しないのに冷静、観察力、こんな女性素敵です

  • タイ子 さん

    やはり、このシリーズは面白いわ。小柄で地味で刑事には絶対見えない福家警部補。しかしてその実態は、洞察力、観察力、推理力、その上博学に長ける警部補。私が彼女に魅力を感じるのは、容疑者には厳しく、被害者には気づかいを、は当然だけど事件の聞き込みで出会う人たちまでの心の有り様さえ変えてしまうという人柄。好き〜!今回も何癖もあるような容疑者をジリッジリッと追い詰めていきます。警部補の大好きな冷え冷えの缶のお汁粉呑んで見たくなりましたわ。 次巻も楽しみ!

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大倉崇裕

1968年京都府生まれ。98年「ツール&ストール」で小説推理新人賞を受賞後、「白戸修の事件簿」「福家警部補」「警視庁いきもの係」のシリーズがドラマ化される。2017年から劇場版「名探偵コナン」で脚本などに参加し、21年の第六期「ルパン三世」では構成を手がけた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載

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