ローマ人の物語 1

塩野七生

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784103096108
ISBN 10 : 4103096101
フォーマット
出版社
発行年月
1992年07月
日本
追加情報
:
21cm,271,5p

内容詳細

人類の歴史上、初めて構築された世界帝国ローマ…。その1000年の興亡には20世紀を生きる我々の根源的営みの座標軸が全て刻みこまれている。〈受賞情報〉新風賞(第41回)

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ローマがどのようにして建国されたか、分か...

投稿日:2021/06/12 (土)

ローマがどのようにして建国されたか、分かりやすく解説されている。これを読むとこの膨大な全巻を読みたくなってしまうかも。

海尾水 さん | 神奈川県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 夜間飛行 さん

    ローマが全盛期アテネに視察団を送りながらあまり影響されなかった理由はいろいろあるだろうけど、筆者が言うように、傑出した一人の執政官による民主制を面白く思わなかったのかも知れない。信義を重んじるローマの平民は、「貴族が横暴なのは腹立つけど、かといって、ペリクレスみたいに民主制の面を被った独裁もイヤだ」と思ったのではないか、と勝手に想像する。周辺民族をどんどん受け入れるローマ人の特性は、良くも悪くも人間をアテにすることにある。ケルトに叩きのめされてから弱点を克服していく姿はすばらしく、お手本にしたいと思った。

  • James Hayashi さん

    紀元前の話である(日本は縄文時代)。この時代に記録を細かく残していることに驚くが、第一次資料を読みこなし、読みやすく小説風に物語が進むので分かり易い。初巻はローマ誕生からの500年。この時代にして王制から共和制へ移行したり、要職を平民に開放するなど民衆が大切にされていると感じる。王政時代、7代で244年という期間にローマの基礎を築いているが、突出したリーダーは数少ない。同時代にはアレクサンダー大王、ハンニバル、ピュロスなど武力で名を挙げている。ではローマの繁栄とはなんぞや?続く→

  • kai さん

    Kindleにて。諸条件が重なり未読書期間が長かったが、クリアできつつあるので、読書を再開した。このシリーズは以前から読みたいと思っていたが、なるほどこれは面白い。キリスト教を知らなかった時代のローマ人を書くのに、キリスト教の価値観を通して見たのでは(つまり西欧人には)書けないと激しくアジっている。初期ローマ人は、主に多神教の日本人と感覚が似ているのかもしれないと作者は言う。また軍隊をはじめ何でもシステマチックにする気質と行動原則を法律に求めていた2500年前、我が国は未だに縄文時代だったとは。う〜む。

  • yosa さん

    FGOによる間違ったローマ観を修正するために読み始めた。嘘だけど。たぶんこの本は小説ではなく歴史書かなんかなのだろうけれど、読んでいて凄く面白い。カタカナが苦手で西洋人の名前が全然覚えられなくって学生時代日本史は得意なのに世界史は苦手だった人なのに、塩野七生さんの本は面白く読める。極論、内容が理解できなかったとしても、文体がとてつもなく素晴らしいので、文字を追うことに喜びを感じる読書になっているのだと思います。縁もゆかりもないイタリアの歴史だけれども、FGOのおかげでアウトラインはバッチリ(?)だしね!

  • りさ さん

    歴史書は苦手意識が強くて、読めないものだと思っていたけれど、この本はするすると読める。読むタイミングを寝る前にしてたからずっと進んでなかったけど、通勤の歩きながら10分と電車のなかに変えたら、進みだした。この時間に読むことにしようと思う。名誉を重んじるローマ人。ゆっくりだけど着実に前に進むローマ人。それが特徴ということがわかった。

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人物・団体紹介

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塩野七生

1937年7月7日、東京生れ。学習院大学文学部哲学科卒業後、イタリアに遊学。’68年に執筆活動を開始し、「ルネサンスの女たち」を「中央公論」誌に発表。初めての書下ろし長編『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』により1970年度毎日出版文化賞を受賞。この年からイタリアに住む。’82年、『海の都の

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