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鷹の系譜

Shunichi Douba

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065273371
ISBN 10 : 4065273374
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan

Content Description

不動産営業マンが鉄パイプで滅多打ちにされ殺害された。高級マンションに住みポルシェを乗り回していた被害者に見え隠れする極左の過去。バブル景気に浮かれる世で、思想活動は衰退の一途をたどる。その狭間で起きた事件を、二人の刑事が追う。父の道を継ぎ鷹となった息子たちが見据える、平成という時代。警察小説の旗手による大河シリーズ「日本の警察」平成編。

【著者紹介】
堂場瞬一 : 1963年茨城県生まれ。青山学院大学国際政治経済学部卒業。新聞社勤務のかたわら小説を執筆し、2000年『8年』で第13回小説すばる新人賞を受賞。2013年より専業作家となり警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。2021年、作家デビュー20周年を迎えた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 旅するランナー

    大河シリーズ「日本の警察」平成編。 捜査一課高峰·公安一課海老沢コンビが息子たちの世代へ。親子鷹ってことですね。昭和天皇の崩御、平成が始まった日に起こる殺人事件に、二人が絡んでいく姿がスリリング。昭和を引きずる極左ゲリラや地上げなどと、あの時代の雰囲気を見事に描写する、堂場イズム溢れる刑事小説に魅了されます。

  • starbro

    堂場 瞬一は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。昭和編に続いて「日本の警察」平成編第一弾でした。バブル×学生運動の残党、最近色々な作家がバブル時代の小説を書くのは、この時代が魅力的だったからでしょうか❓ 私はバブル後半世代です。 「鷹の系譜」という表現は、刑事を美化し過ぎだと思います(笑) https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000362886

  • いつでも母さん

    『日本の警察』シリーズ昭和編三部作からのこちら平成編。公安・海老沢と捜一・高峰の同じ道を歩む息子たち、まさしく平成に変わったあの日から物語は始まる。ほぼ昭和の半分と平成を生きて今、とても懐かしい空気感と共に読んだ。父親たちのひりりとした関わり方から、どこか丸みのある息子たちに期待と好感をもって、この先を楽しみにしたい。タイトルの意味も好い。昭和編未読の方はそちらからどうぞ(笑)

  • ゆみねこ

    捜査一課の高峰と公安の海老沢は、昭和最後の日に起こった殺人事件を協力して捜査することに。昭和の末期の閉塞感、独特の感覚で迎えた平成。バブル景気や不動産高騰、地上げなどを懐かしく思いながらの読書。読み終えてタイトルの意味が良く理解出来る。出来れば昭和三部作を読了してからお読み頂きたい。

  • まちゃ

    昭和64年1月7日、昭和最後の日に発生した殺人事件。捜査一課の高峰と公安一課の海老沢、相反する二つの部署の刑事が事件の真相を追う。濃厚な警察小説を期待しましたが、結構さらっと読める内容でした。二人の親世代を扱った「日本の警察」昭和編を読んでいたら、もっと入り込めたのかもしれませんね。

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