古楽オムニバス レビュー一覧

古楽オムニバス | レビュー一覧 | CD、DVD、ブルーレイ(BD)、ゲーム、グッズなどを取り扱う【HMV&BOOKS online】では、コンビニ受け取り送料無料!国内最大級のECサイトです!いずれも、Pontaポイント利用可能!お得なキャンペーンや限定特典アイテムも多数!支払い方法、配送方法もいろいろ選べ、非常に便利です!

商品ユーザーレビュー

73件
並べ替え: 新着順| 共感数の多い順| 評価の高い順
  • 偶然、とんでもないアルバムを入手してしまいました。...

    投稿日:2021/06/26

    偶然、とんでもないアルバムを入手してしまいました。 本盤の指揮はハリー・クリストファーズさんですが、演奏団体はThe Sixteenではなく、The Magdalen Collection。この団体はどういう方々かというと、ブックレットを読むと、オクスフォードのモードリンカレッジで、音楽学者・オルガニスト・作曲家であるバーナード・ローズさんの指導を受けた方々ではなかろうか、と推測いたします。 ”A personal tribute from his students” と表記されていることから、アルバム自体もローズさんへ献呈されたものかも? とこれも私の推測です。指揮のハリー・クリストファーズさんもローズさんの薫陶を受けた方ですね。 本盤と同じ音源はCOROレーベルで入手可能(COR16049)のようですが、このCollins盤が原盤です。 ・・・・とマニアックな話でしたが、大満足。 オクスフォードのアカデミックな匂いがする、そのうえで心が洗われる音楽です。

    WJM さん

    0
  • 最初にAstreeから発売されたものに3曲加えて編集し直...

    投稿日:2021/01/30

    最初にAstreeから発売されたものに3曲加えて編集し直したものらしい。Astreeのものは歌と純器楽合奏が交互に配されていたが、この編集し直した版では純器楽合奏の曲はほぼ前半に集中している。Astreeの版を30年前に購入した時には、素晴らしい録音・音質での哀愁を帯びたカタルーニャ民謡に感激し、何回も繰り返し聞いた。今でも時折聞いている。この新しい版では編集し直されてSACDとなり、さらに音質が良くなっているそうだが。Astree版のブックレットにはカタロニア語の歌詞のみであったので意味は良くわからなかったが、美しい響きは十分楽しめた。

    Dinkelbrot さん

    0
  • 西欧中世に関心のある小生には本当に面白いCDでした。...

    投稿日:2020/02/16

    西欧中世に関心のある小生には本当に面白いCDでした。 西欧中世の音楽は我々が最初に想像するグレゴリオ聖歌のような音楽とは少し違った音楽であることを再認識させてくれます。 実に生き生きとした時代の音楽です。

    古き良き時代 さん

    0
  • 本盤は、モンセラート巡礼歌の数ある録音の中でも、最...

    投稿日:2018/01/28

    本盤は、モンセラート巡礼歌の数ある録音の中でも、最も個性的なものといえるかもしれません。まず、何より編成が大規模であることが特徴です。打楽器群も充実しており、これまでに聴きなれてきた作品も新鮮に感じられました。そして、各曲の前に、その曲の主題などを巧みに用いた即興演奏が収録されている点が、魅力的ではないでしょうか。流石はサヴァール。古い曲を単に蘇生して終わりということはしない、彼ならではの音楽づくりが本盤からも感じ取れます。おすすめは、トラック16番目の「処女なる御母を賛美せん」。他の激しいリズム感を持った曲とは打って変わって、この曲はどこまでも優しくて美しい!曲集中屈指の名曲で、本盤はとくに擦弦楽器の伸びやかな音と落ち着いた歌声とが見事に調和しており、心奪われました。もし本盤をお聴きになって興味を感じたら、他の録音にあたってみると、聴き比べが出来て面白いかもしれません。

    スヴェートル さん

    3
  • メルクス略歴は詳しくはわかりません。演奏は大変すば...

    投稿日:2015/03/13

    メルクス略歴は詳しくはわかりません。演奏は大変すばらしい今持っているのが、悪魔のトリル、シャコンヌ。ラ・フォリア、バロックヴァイオリンの名の知れた曲。今の演奏家これ見ようがしにヴィルトーゾぶりを。特にマンゼ下品なくらい装飾音をこれも演奏の行き方かと、が私はとりません。メルクス有り余る技巧を持ちながら華美に装飾音を奏せずそれにより優美さが今メルクスのように演奏する人が皆無?是非復活させたいです。絶版望み薄と聞いていますが特にロザリオソナタを。以前、エドワードと期しているだけで御社で買い求めましたがひどい演奏5,6枚ロザリオソナタを持っていますが余りの悪演破棄しました。

    e-shigekatsu さん

    0
  • その昔、関西では、唯一と言って良かった深夜のクラシ...

    投稿日:2013/06/12

    その昔、関西では、唯一と言って良かった深夜のクラシック番組、評論家、出谷啓さんの「デーヤンの音楽横町」のテーマ曲として流れていたこの1曲目、「タランテラ」。毒蜘蛛に刺されたら、これを踊れば治る、とされていたイタリアの舞曲。今聴けば、サヴァ―ルが、演奏してもおかしくない古楽、当時は、面白い曲だなあ、と、只、思ってました。出谷さんの選曲は、深夜にぴったり、流石の粋眼でした。リコーダー、ヴィオール、リュート、カスタネットを始めとする打楽器も多彩、舞曲、という事ですが、オルゴールの様な美しい音、メロディも沢山の、30年経ても、楽しめる1枚。そりゃ、500年前の音楽なんだから、当然か。

    sunny さん |40代

    1
  • この録音は、やはり今聞いても凄い。 PCオーディオ時...

    投稿日:2013/04/06

    この録音は、やはり今聞いても凄い。 PCオーディオ時代になってもこれを超えるものはそう多くはないと思います。 トランジェントや音場感、レンジの広がりなど、f特では表現されないものを聴感で詰めていくのに重宝します。最近は、自作のUSB-DACの音が意外に解像感がないことを教えてくれました。長岡先生に「もっと、ガンバレ」と言われたような気がしました。

    orisuke さん

    4
  • 長岡鉄男が最高音質だと絶賛した円盤です。そして本当...

    投稿日:2013/02/06

    長岡鉄男が最高音質だと絶賛した円盤です。そして本当に良かったです。音質の良し悪しはフォーマットの問題ではないんだろうなと思います。これほど音の良いCDは自分は持っていません。オーディオマニアにどうぞ。

    つきピエンテオス さん

    0
  • フォリア (folia)というのは、曲名ではなく音楽の1...

    投稿日:2012/06/01

    フォリア (folia)というのは、曲名ではなく音楽の1形式であり、Wikipediaによれば、「 イベリア半島 起源の 舞曲で、15世紀末の ポルトガル あるいは スペイン が起源とされるが、いずれかは定まっていない。 サラバンド と同じく3拍子の緩やかな音楽。フォリアとは、「狂気」あるいは「常軌を逸した」という意味があり、もともとは騒がしい踊りのための音楽であったことが窺われるが、時代を経て優雅で憂いを帯びた曲調に変化 した」とある。 「音の世界遺産」ができたら、一連のパニアグワ氏の仕事を真っ先に登録申請したい。ワタクシのパニアグワ遍歴はこの一枚のLPから始まった。そして、手に入る限りの盤を聴き、パニアグワ病を進行させてきた。 LP盤では、A面が車の爆走中で終わっていて、オートでアームが上がらない限りえんえんと走り続ける―というはた迷惑もパニアグワ氏は平然とやってのける。 とはいえ、氏はただの冗談と、はた迷惑だけの人ではない。このメロディーのそこはかとないメランコリーはどうだ。手元を離れた風船がいくつもいくつも、いわくいいがたい哀調を帯びて上がっていく―。 LPでは感じなかったが、CDではカッティングレベルがかなり低い。そのため、この盤の広大なダイナミックレンジに浸ろうと思えば、相当ボリュームを上げなければならない。 そうすると、ドカーンときた時が恐ろしくて、ひやひやものである。ツイーターよ、風船といっしょに飛んでうれるな。笑いと恐怖の競演になる。 愛用のアンプはサンスイのプリC-2105 VINTAGE。スピーカーは音圧93dbというJBLのS3800なので、メモリの位置を30まで上げるソフトはめったにない。その分、響きはかなり深い。 しかし、いくらなんでも(8)の4分を過ぎたあたりからは、いかな大音量好きでも、もうボリュームレベル30というわけにはいかない。36に下げる。 この人、よほどサービス精神の旺盛な人なのだろう。思いつくままなのか、思考に思考を重ねての結果なのか、出るわ出るわ。車、風船のほかに、ピストル、オルゴール、鐘、雑談の人声に、馬鹿でかい笑い声、と盛りだくさん。 音の品性(?)はLPで聴いていたときよりずっとおとなしく、繊細な感じがして、その点がCDでは物足りない気がする。あの、やんちゃで、荒削り、傍若無人、非常識な音が今となっては恋しくもある。 フィナーレはやはり車。大きな音でドアがバタンと閉まり、ひとまず走り去ってから、何を思ったのかクラクションを鳴らしながら、また戻ってきておしまいになるという手のこみよう。 パニアグワ氏の快挙、いや怪挙。これを「音の世界遺産」に推さないという手があるものか。

    音の手帖 さん

    3
  • 2011年12月初めに突然の訃報を受けてショックをうけま...

    投稿日:2011/12/23

    2011年12月初めに突然の訃報を受けてショックをうけました。フィゲーラス最高の1枚です。預言者の歌が延々と80分近く歌われ続けます。単調なリズムの中、一気にタイムスリップさせてくれ、時を本当に忘れさせてくれます。旧CDを長らく愛聴してきましたが、今回のアルバムは良かった音質がさらに良くなって歌手の口が見えるかのような音質になっています。 フィゲーラスさん本当にありがとうございました。

    j70515 さん

    3

既に投票済みです

ありがとうございました

%%message%%