ジヴェルニーの食卓 集英社文庫

原田マハ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087453270
ISBN 10 : 4087453278
フォーマット
出版社
発行年月
2015年06月
日本
追加情報
:
288p;16

内容詳細

モネ、マティス、ドガ、セザンヌ。19世紀から20世紀にかけて活躍した美の巨匠たちは何と闘い、何を夢見たのか。彼らとともに生きた女性たちの視点から色鮮やかに描き出す短編集。(解説/馬渕明子)




【著者紹介】
原田マハ : 1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部および早稲田大学第二文学部卒業。2005年「カフーを待ちわびて」で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞し作家デビュー。12年『楽園のカンヴァス』で第25回山本周五郎賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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ノンフィクションでありながら、オルセーで...

投稿日:2021/07/04 (日)

ノンフィクションでありながら、オルセーで見たあの絵を描いてるとき、ほんとにこんな会話が繰り広げられてたんじゃないかな、彼なら言いそうだな、なんて思いながら読むのが楽しかったです。フランスにまた行きたくなりました。

くるりーむ さん | 福岡県 | 不明

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4人の芸術家(マティス・ドガ・セザンヌ・モ...

投稿日:2021/04/25 (日)

4人の芸術家(マティス・ドガ・セザンヌ・モネ)の一時の様子の話。 原田マハさんの作品は美術鑑賞を2倍3倍増しで楽しめる作品が多く、この本もその1冊だと思う。

コロン さん | 不明 | 不明

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こちらの作品は原田マハの絵画四部作の一角...

投稿日:2021/04/11 (日)

こちらの作品は原田マハの絵画四部作の一角を占める一冊でモネ、マティス、ドガ、セザンヌという4人の印象派の巨匠の作品の成り立ちを「ノンフィクション」形式の小説としてまとめたものである。 予め断っておくが上にも書いたようにあくまでも史実をベースにした「ノンフィクション」形式であって実話とは異なる点も多いので要注意! タイトルの「ジヴェルニーの食卓」はモネが移り住んだジヴェルニーの地 から取られている。 パソコンやスマホで実際に登場する有名絵画の画像を見ながらコーヒーでも飲みながら「プチ美術館」の気分を味わうには最高の一冊。 原田マハの作品は史実と違うやら批判的も多いようだが、「小説」として 読みながら有名絵画に親しむことも大切なのではないだろうか・・・

I.O.U さん | 北海道 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • しんごろ さん

    大好きな原田マハさんの作品だけど、美術史の知識がないのと自分のジャンル外でして、読むのに大苦戦!自分の知識のなさに自己嫌悪でした。短編なのでなんとか読めました。『タンギー爺さん』と表題作『ジヴェルニーの食卓』は面白かったです!

  • ろくせい@やまもとかねよし さん

    人間がもつ利他的な思いやりを、極めて上手い表現で浮き彫りとする原田さんの筆力を感じた。著者が得意な近現代美術の作家たちを題材に、言葉を尽くさない他者への尊敬が描写されてる。

  • Yunemo さん

    「エトワール」「14歳の小さな踊り子」、今思えば確かに圧倒されて見入った経緯が浮かびます。一瞬の中に見る永遠の美、まさにその通り。まして、この作品制作のバックグラウンドにこんな物語があったなんて。「ラ・ジャポネーズ」のカミーユの生活がこんなだったんだって。1枚の絵画に託された想い、熱情、吸収しきれません。それよりも妙な反発を受けてしまう、そんな感じを受けて眺めているのが実情。4人の美の巨匠を女性の視点で描かれる物語。これら4作品、史実に基づいたフィクションと言いながら、まさに現実的。読後に鑑賞したかった。

  • けいご さん

    アートってよく「形として残された作品」のことを指す事が多いように思えるけど、「作者の愛してきた世界観全てをアートって言うんだよ」って言われた気がした一冊でした★周りの人達はそんな作家と何気ない同じ時間を歩む事が幸せだったんだろうな〜。今日まで残された作品が作者の愛してきた世界そのものだどすると、目の前にある作品達は恐ろしく尊い世界なんだな〜と思います。もはや命そのものだよねw絵の中で永遠に生きるって意味がわかった気がしました。自分の尊い時間の為にも食後にプラム酒で乾杯してみようかなw

  • ミカママ さん

    マハさんの美術モノにありがちな、どの辺からフィクションなのかしらと想像しながら。画家同士やパトロン、モデルなどとの繋がりを読むのが楽しかった。手許にある画集総動員で。『楽園のカンバス』と違い、美術、とりわけ印象派に興味がないと、読み進めるのは辛いのでは、とも。いやいやでも、印象派は日本人には絶対的な人気だものね、やっぱり外してないということか。

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人物・団体紹介

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原田マハ

1962年東京都生まれ。関西学院大学文学部、早稲田大学第二文学部卒業。森美術館設立準備室勤務、MoMAへの派遣を経て独立、フリーのキュレーター、カルチャーライターとして活躍する。2005年「カフーを待ちわびて」で日本ラブストーリー大賞を受賞し、デビュー。12年『楽園のカンヴァス』(新潮社)で山本周五

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