その絆は対角線 日曜は憧れの国 創元推理文庫

円居挽

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784488460129
ISBN 10 : 4488460127
フォーマット
出版社
発行年月
2017年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
円居挽 ,  
追加情報
:
288p;15

内容詳細

四谷のカルチャーセンターで出会った、千鶴、桃、真紀、公子。性格も学校も異なるけれど、それぞれ悩みを抱える彼女たちは、なぜかいつも講座でささやかな謎に遭遇する。芸術講座の講師たちから聞いた骨董コレクターの不可解な行動、創作講座で絶賛された作者不明の原稿。時にぶつかり、時に支え合いながら、事件を通して内面を見つめ直し成長する少女たちを描く、青春ミステリ。

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • hnzwd さん

    シリーズ第二弾。大逆転は無いですが、、シリーズものとしての安定感は感じました。キャラも好みなシリーズなので、新キャラの扱いは気になりましたが。。まあ、、うん。

  • よっち さん

    四谷のカルチャーセンターに通い始めた、性格も学校もばらばらな中学生の千鶴、桃、真紀、公子が講座絡みのささやかな謎に遭遇する第二弾。桃が密かに抱える悩み、マナー講師が激昂した理由、死の間際に骨董コレクターが取った不可解な行動、そして作者不明の原稿。それぞれが育った環境、考え方や感じ方も違う4人が、時には助け合ったりぶつかったりしながら一緒に過ごすことで得る刺激や成長はかけがえのないものですね。そんな中で今回キーマンだったエリカさんの意外な正体と、彼女に対する4人の印象の違いがなかなか効いていたと思いました。

  • ユメ さん

    カルチャーセンターを舞台にしたミステリ第二弾。次は何の講座を受けるか真剣に悩んでいる四人の少女を見て、私は彼女たちと同じ年代の頃、いや今も、これほどきちんと教養を身につけようと考えたことがあっただろうかと身につまされた。カルチャーセンターに通うことを、自分のレベル上げと表現する真紀の言葉が印象深い。肝心な時に大事な誰かに言葉が届くレベルに達していたい、という彼女の考えはストレートに胸に刺さった。発する人間に説得力がなければ、言葉は上っ面だけのものになってしまう。私も、今からでも自分のレベル上げに努めよう。

  • geshi さん

    前作を読んだのがだいぶ前なので4人のキャラクターを忘れたまま読んでしまった。ゆるやかな繋がりを持つ少女達の関係性が時に危うく時に近づき、葛藤しながら成長していく様子がセンシティブに描かれるジュブナイル寄りのミステリ。謎解きは主眼ではなく、それを通じて彼女たちが学びとるものを重視している。オッサンが読むと青さに気恥ずかしくなりつつも、自分の才能が本物か偽物かの不安や才能を持つ者への憧憬と絶望をストレートに見せてくるので、遠い目になりながら見守っている感じ。

  • cinos さん

    カルチャーセンターで出会った4人の女の子たちの距離感とか悩みとかを描きながら日常の謎をからめた青春ミステリです。「巨人の標本」が小説を書こうとする人には刺さる内容です。

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