クロノデザイン 空間価値から時間価値へ

内藤廣

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784395321582
ISBN 10 : 4395321585
フォーマット
出版社
発行年月
2020年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
224p;19

内容詳細

「クロノデザイン」という新たな言葉をトリガーとして、豊かな時間を創出する建築・都市・土木の姿を問う!

目次 : はじめに クロノデザインとは何か/ 1 ディスカッション 建築をめぐるクロノデザイン/ 2 ディスカッション 都市をめぐるクロノデザイン/ 3 ディスカッション 土木をめぐるクロノデザイン/ 4 ディスカッション 情報をめぐるクロノデザイン/ ディスカッション―総括 クロノデザインはいかに可能か

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • てちてちて さん

    門外漢には公共建築や土木の観点は難しい内容だが、我が家や職場のデスク周りという視点にも時間軸をイメージしてデザインしても面白い。今時点で機能を決めつけすぎず、余白をもたせてみる。計画された偶発性が起きやすいハードを築く。そこで過ごす時間を想像して、その環境を創造する。ガチガチに計画された旅よりも、意外と行き当たりばったりの旅のほうが記憶に残るのも、時間軸に余裕があるからだろう。

  • snzkhrak さん

    景観審議会の委員が著したという事で選書。大きな視点から都市での仕事を振り返るのに良い書。空間価値に時間価値を取り込むべき、との主張は理解できる。空間価値というと建物スペックそのものという印象だが、時間価値となると地域あるいは開発プロセスにより語られるストーリーという印象。つまりこれからの開発はスペックのみならずストーリーを語らないとならない。というか既に差別化の一環で進行している。スペックは理屈、ストーリーは感性に拠る所が大きい。理屈で仕事を進めがちなデベロッパーには感性をフォローするパートナーが要る。

  • takahiroyama3 さん

    学術会議の分科会で、建築家の内藤廣先生を中心に日本で活躍する論者による対話が書かれた一冊。新たな概念を提唱する方法として、最初から抽象度の高い用語を示し、それを議論を通じて解題していくという方法が興味深いものでした。特に浅見先生が、時間軸(クロノデザイン)を考慮した都市計画を「動的ゾーニング」として提示し、さらに、変化を読み切れない場合はデザインしないことこそ一つの解「攻めのクロノデザイン」として言及していることが印象的でした。

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