昭和維新史との対話 検証 五・一五事件から三島事件まで

保阪正康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784768457948
ISBN 10 : 4768457940
フォーマット
出版社
発行年月
2017年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
318p;19

内容詳細

北一輝、大川周明、橘孝三郎、磯部浅一、石原莞爾、そして三島由紀夫。貧困と格差、愛郷と憂国、戦争と革命をめぐり彼等はどう思索し行動したのか?思想と国家改造運動を通じ日本を変えようとした昭和史の軌跡を二人の碩学が熱く語り合う。

目次 : 第1章 国家改造運動の群像/ 第2章 五・一五事件と農本主義/ 第3章 軍事学なき“軍人大国”/ 第4章 未完の国家改造運動と日米開戦/ 第5章 戦後の革命家たち/ 第6章 国家改造運動の残したもの

【著者紹介】
保阪正康 : 1939(昭和14)年、札幌市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業。「昭和史を語り継ぐ会」主宰。昭和史の実証的研究のために、聞き書き調査を行い、執筆活動を続けている。2004年、個人誌『昭和史講座』刊行などの功績で第52回菊池寛賞受賞

鈴木邦男 : 1943(昭和18)年、福島県生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。同大学大学院政治学専攻中退。サンケイ新聞を経て元一水会代表。「ヘイトスピーチとレイシズムを乗り越える国際ネットワーク」共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 厩戸皇子そっくりおじさん・寺 さん

    この二人は、本を山ほど出しているので、よくある歴史対談本に紛れているのだが実にもったいない!。二人共、昭和維新の当事者達に実際に会い、取材し、時には師事した方々である。生きた昭和史であり、見事な史論であり、貴重なオーラルヒストリーである。もっともっと読まれて良い名著だと思う。昭和維新というと、どうしても右翼思想という事もあり、誤解されがちだが、保阪正康は右翼でもないのに、橘孝三郎に会い、その人格に触れて深い尊敬をしている。昔の本当の右翼は、左翼思想も理解し、何ヵ国語も読めた凄い学識の持ち主だったのだ。

  • onepei さん

    右翼と保守と左翼の比較(対照)が興味深い。

  • ken ken さん

    昭和4年ウォール街大暴落 (世界恐慌) 昭和5年ロンドン海軍軍縮条約 浜口雄幸襲撃事件 昭和6年三月事件 満州事変 十月事件 昭和7年血盟団事件 5,15事件 昭和8年ヒトラー内閣成立 国際連盟脱退 昭和11年2,26事件 昭和12年日中戦争勃発 学ばねばと思いました。

  • Hisao Chugun さん

    「戦前右翼」とうか昭和維新運動に関わった思想家について二人が語り合っている。この分野に関してはそれなりに知っているつもりだったが、北一輝と大川周明(プラス頭山満)に偏っていた。農本主義を掲げた橘孝三郎は、水戸に根づいた人でもあり、今後、学んでいきたいと思う。思想を軸に彼らを高く評価している。返す刀でエリート軍官僚についてはボロクソである。それにしても、近年の保守と称する人たちの思想の浅はかさを痛感させられる。

  • 犬養三千代 さん

    昭和までの摂政宮期間は軍の統帥権が摂政宮にはなく、軍事行動は無かった。昭和にはいり、きな臭くなったころから 所謂テロの時代になった。お二人は深く数々の名前と共に 生き生きと語られる。 思想があるから、おかしいと批判できる。

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