昭和史の核心 PHP新書

保阪正康

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784569853697
ISBN 10 : 4569853692
フォーマット
出版社
発行年月
2022年12月
日本
追加情報
:
224p;18

内容詳細

日本人の心情と生活の根底には、鎖国時代に培われた実利主義が延々と生きている。しかしその伝統的実利主義を放棄してしまった時代があった。勝つ見込みのない戦争に突入した、昭和前期である―。戦争の悲劇が生まれた根本的な原因に迫るほか、令和の為政者が昭和史から学ぶべきこと、「報道されなかった東南海地震」「ローマ字社会になりかけた日本」などの昭和史秘史を紐解く。さらに、東京帝大時代に100メートル走の未公認世界記録を出した外交官藤井実、翼賛政治会を議会で批判した中野正剛など、語り継ぎたい日本人についても取り上げる。

目次 : 序論 令和の今、何を昭和史に学ぶか/ 第1章 日本人への教訓(永井荷風の虚無/ 報道されなかった東南海地震 ほか)/ 第2章 為政者よ、昭和史に学べ(安倍首相のやじ/ スピーチでオバマ大統領に対抗できる首相は? ほか)/ 第3章 知っておきたい近現代史(昭和天皇の自由な幼年期/ 民間人の戦死者、都道府県ごとの差 ほか)/ 第4章 語り継ぐべき人々(荒尾精―日清戦争後の日本人への怒り/ 特攻に反対した部隊長 ほか)/ 第5章 論じること、語ること(政治家論の時代/ 「北海道学」創設を目指して ほか)

【著者紹介】
保阪正康 : 1939年、札幌市生まれ。同志社大学文学部卒業。作家、評論家。2004年、一連の昭和史研究で菊池寛賞、他に『ナショナリズムの昭和』で和辻哲郎文化賞、『石橋湛山の65日』で第1回石橋湛山和平賞などを受賞。近現代史の実証主義的研究のために、これまで延べ4000人の人々に聞き書き取材を行なった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ごいんきょ さん

    とても読みやすく、主張も共感できるものでした。

  • てっちゃん さん

    昭和史をいま見直すことの大切さがよく分かる。日本人には、形而上学的な考えより実利主義の方が合っているというのは、なるほどなと思った。

  • 昼寝 さん

    現代日本論とつながる昭和史。

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