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日本共産党の100年

Masaru Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784022518286
ISBN 10 : 4022518286
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2022
Japan

Content Description

日本共産党は「普通の政党」ではない。革命を目標とした結社で、独自の理論、規則、さらには掟がある。「統一戦線戦術」を持つ共産党が加わった野党勢力が、今後、政権奪取するために、共産党は急進左派の潮流に乗り路線転換するのか?格差是正、ジェンダー平等、気候危機打開…「なにより、いのち。」の裏にある、もう一つの姿。

目次 : 序章 なぜ今、日本共産党を論じるのか/ 第1章 結党前夜と社会状況/ 第2章 山川均と福本和夫/ 第3章 野党共闘による転換点/ 第4章 「日本共産党スパイ査問事件」と宮本顕治/ 第5章 占領軍をめぐる見解/ 第6章 「50年問題」と六全協/ 第7章 『新・綱領教室』を読む

【著者紹介】
佐藤優 : 作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。同志社大学神学部卒業。同大学大学院神学研究科修了。85年、外務省入省。在ソ連・在ロシア日本大使館勤務。対ロシア外交などで活躍。同志社大学神学部客員教授。著書に『国家の罠』(毎日出版文化賞特別賞)、『自壊する帝国』(大宅壮一ノンフィクション賞、新潮ドキュメント賞)、『十五の夏』(梅棹忠夫・山と探検文学賞)、『池田大作研究』『プーチンの野望』など多数。外交、政治、文学、歴史など幅広い分野で執筆活動を展開した功績により、2020年、菊池寛賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 二人娘の父

    佐藤優の個人的怨念のこもった渾身の一冊。「100年」と題されているが100年の歴史が概説されている訳ではなく、チョイスはまぁそうですか、という論点のみ。ただ共感・共鳴できるところもいくつかある。主には党発行の年史が書き換えられるポイントなど。私の理解では『60年史』は宮本体制下での集大成、『70年史』(佐藤氏はなぜこちらからの引用がほとんどない)はソ連崩壊を祝したもの、『80年史』はとりあえず出さないと感あふれた残念な記録。そして90年、100年はもう発行する力もないという状況。残念。

  • 元よしだ

    読了〜〜 うっ、つまらなかったです。 はじめに と おわりに に期待値マックスでよんだのですが。。

  • れいまん

    昨日発売日で一気読み。 15年くらい前に、立花隆氏の日本共産党研究を読んで居るので、戦前は、ほぼ同じ。ただ立花隆氏のは戦前までなのでその後の変遷がわかったのは良かった。それにしても、著者ならではの切り口で丁寧に書かれているのは面白いところ。 世の中に希望が無くなり人々が暗い気持ちになると共産党の主張に傾く若者も出てくる。その人たち向けかな

  • ディスカバ

    綱領を基に内在論理をつかみ、評価(批判)していく内容で、一読の価値はある。1回で分かったとはならないが。党の危うさや欺瞞について述べられているところが多い。 老舗政党はだいたいそうなのであろうが、複雑な歴史や綱領の変遷経緯があることが分かる。 党員がいいと思えば政党としては成り立つのだろう。信じる者は救われるとする科学的社会主義が党の現状ということではないだろうか。

  • yurari

    先日読んだ中北氏の著書よりも断然わかりやすかった。佐藤氏の個人的な感情も垣間見れるのでその点は注意したい。共産党がアメリカ(占領軍)を信頼していた時代があったのが意外だった。一貫して反米なのかと思っていた🤔/共産党は「普通の政党」ではなく暴力革命の方針をとる政党であるというのが政府の公式見解/共産党は自らの判断ミスを認めない。「敵の出方」論もそうだが、すべては相手の出方によって自分たちの行動が逆規定されると言っているのに等しい。

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