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これならわかる「カラマーゾフの兄弟」 青春新書インテリジェンス

Masaru Sato

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784413046756
ISBN 10 : 4413046757
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2023
Japan

Content Description

家族と愛欲、信仰と理性、自由と服従―この一冊に人間の本質がすべて詰まっている!世界文学の最高傑作を徹底講義。

目次 : 序章/ 本編1(著者より/ 第1編 ある家族の物語 ほか)/ 本編2(第4編 錯乱/ 第5編 プロとコントラ(大審問官1) ほか)/ 本編3(第6編 ロシアの修道僧)/ 本編4(第7編 アリョーシャ/第8編 ミーチャ/第9編 予審/ 第10編 少年たち/第11編 兄イワン/第12編 誤審)/ 本編5(エピローグ)

【著者紹介】
佐藤優 : 1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。85年、同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省し、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で逮捕、起訴され、09年6月有罪確定。現在は執筆や講演、寄稿などを通して積極的な言論活動を展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Vakira

    ドストエフスキーが大好きなんで、特にカラマーゾフの兄弟関連の本が出ると思わず、手に取ってしまう。して、買ってしまう。カラマーゾフの兄弟は人間ドラマなんですが推理小説要素も多分にあります。誰がフョードルを殺したか?そして神と信仰のプロとコントラ(肯定と否定)。イワンの言葉「神がいなかったらすべてが許される」?Why? すべてが判る訳ではなく佐藤さんなりのヒントアドバイス。カラマの解説本は何度読んでも面白い。忘れていた小話を思い出すのも楽しい。その、時々によって自分の考え方も変化。それもまた楽し。

  • 猫柳

    大審問官から、ウクライナ侵攻やその他各国の思惑を考察した著者に脱帽。ウクライナのナショナリズムとバイデン大統領に共通するカトリック思想。また聖書の世界的影響と、思想の違いによる軋轢。代行システムと自由と束縛。やはり1度カラマーゾフの兄弟を読んだだけではここまで考えを巡らせることが出来なかった。新たな気づきがたくさんあった。基本ではあるが、やはり相互理解が平和に必要であると再確認。

  • 元よしだ

    読了〜〜 やはり佐藤さんのキリスト教解説は わかりやすいです 切り抜きノ―トもはかどりました 【マタイによる福音書4章】→悪魔との対立シ―ンは色んな本にもでてくる…聖書でのけっこう大事なシ―ン!?

  • チバ

    新潮文庫版で読了はしたが難しいところもいっぱいあって挫折感を抱えていたのでタイトルを見てすぐに飛びついた。元々が難しいからこの本も難しかったけど解説してくれるのはとても良かった。間に入る要約も。コンプレックスとして残っていたけど読むうちに内容は結構思い出されて分からないながらも大筋はとらえられていたんだなと妙な自信が。ロシア正教と欧米のキリスト教の解説の所がとても良かった。ロシア正教では神が人になったのは人が神になるため。下から上へのベクトルが働き砂は逆流するとは!亀山訳で理解を更に深めたくなった。

  • ひろし

    たしかにこれなら錯綜したストーリー、思想、人物が分かりやすい。一般の方のまとめも新鮮。著者のコメントもアップトゥデイトで今読むには適当だった。 神がいなければ全ては許される、はますます真実味を増している。逆に言うと信仰やキリスト教に関する観念はますます無縁なものと感じられた。だからカラマーゾフの兄弟を再読したいとは思わなかった。

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