孔子 論語 NHK「100分de名著」ブックス

佐久協

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784140815212
ISBN 10 : 4140815213
フォーマット
出版社
発行年月
2012年02月
日本
追加情報
:
137p 19cm(B6)

内容詳細

古代より読み継がれ、日本人の文化や思想に大きな影響を与えた書『論語』。現在では通読する人は少ないものの、人間が心豊かに、そして向上心を持って生きるうえでの様々な点に言及した、総合的な「人間学」の書としての性格をもつ。私欲とどう付き合うか?他人に対する心構えとは?よいリーダーの条件とは何か?ストイックな儒教的解釈ではなく、独立独歩で自分の人生を切り開いた孔子本来の意図にたちかえって、いま再び『論語』の教えを紐解く。

目次 : はじめに 総合的“人間学”の書/ 第1章 人生で一番大切なこと/ 第2章 自分のあたまで考えよう/ 第3章 人の心をつかむリーダー論/ 第4章 信念を持ち、逆境を乗り切ろう/ 対談 佐久協×佐々木常夫―『論語』を読めば今の自分が見える

【著者紹介】
佐久協 : 文筆業。1944年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学院で中国文学・国文学を専攻。大学院修了後、慶應義塾高校で教職に就き、国語、漢文、中国語などを教える。同校生徒のアンケートでもっとも人気のある授業をする先生として親しまれてきた。2004年に教職を退き、現在は思想、哲学、漢籍、日本語など幅広いテーマで執筆活動、講演活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • chantal(シャンタール) さん

    あくまで自由な「荘子」とは逆に、社会と関わりどう生きて行くかを説いた「論語」。国家に「儒教」として利用され、親孝行せよ、礼儀を重んじよ、上の人を敬え、みたいに考えられがちだけど、孔子の教えは決してそう言うことではないんだな。「正しく生きる」と言う中心的な考えはあるけれど。「人にされて嫌な事はしない」と説く「恕」の教え。人に対してだけでなく自分にも良くする、自分が心地よくいられれば周りにも良くできる。常に自分が信じた道を行く、でも無理はしない。「五十而知天命」、実りの季節らしい。論語ちゃんと読んで頑張ろう。

  • mizuki さん

    NHKで放送されている100分de名著の「論語」。論語と聞いて難しいイメージがあったので、分かりやすさを重視してこちらを選んでみました。佐久協さんの面白い解説によって分かりやすいだけでなく、孔子への親近感も芽生えました!『人生で1番大切なこと』『自分の頭で考えよう』の章が大変勉強になりました。論語はリーダー論も多いので、ビジネスマンにオススメですね!著者曰く「論語」は中国版「学問のすゝめ」とのこと。次はそちらに挑戦してみたいと思います。

  • ころこ さん

    番組のごく初期の本で、荒いが、仕方がない。本書は教育的になろうとし過ぎて、かえって現在の価値観に回収し過ぎているような嫌いがある。儒教が持っているというよりは、江戸時代の武士階級の教えから明治近代の封建的な価値観が負っている文脈を儒教が代表していると考えると、この様な構成になるのかも知れない。過去と現在の価値観の相違、人生観の相違、そのこと自体が示す教育的効果はある。それでも信念を曲げない孔子の人生に教えられることが多いはず。学問というよりは宗教者の方が近い感じはする。

  • 樋口佳之 さん

    西洋流の哲学はコインの裏表なんですよ、善か悪かというね。でも東洋の思想というのは、ジャンケンポンの世界なんです。グーは勝つ時もあれば、負ける時もある。そういう感覚/リーダー論の章は現在の指導者層に是非読んでもらいたいもの。この感覚を忘れ、かといって西洋風のリーダー論を身につける事も無く、唯々その地位にあるだけの人物ばかりが目立つもの。

  • みなみ さん

    孔子の「論語」について、「人生で一番大切なこと」「人の心をつかむリーダー論」等のテーマ別にして紹介する本。素直に共感できる言葉が沢山あった。「正しいと分かっていながらやらないのは臆病者だよ。正しいことが分かっているなら、あくまでもやるべき」「力が足りないなら、やるだけやって途中で倒れればよい」「どんな立派な人でも苦境に陥ることはある。でも、その時小人物と違うのは、浮き足立たぬこと」

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佐久協

1944年東京生まれ。慶應義塾大学文学部卒業後、同大学院で中国文学、国文学を専攻。慶應義塾高校で教職に。国語、漢文、中国語などを教え、多くの生徒に親しまれてきた。2004年に教職を退き、以降は思想、哲学、漢籍、日本語などをテーマに執筆活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの

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