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美の旅人 フランス編 3

Shizuka Ijuin

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094085693
ISBN 10 : 4094085696
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2010
Japan

Content Description

フランス絵画を巡る旅は、最後に多くの画家たちが愛した土地・南仏へと舞台を移す。『ひまわり』を完成させたプロヴァンスで、ゴッホにしか見えなかったものとは?写実主義の巨匠クールベ、南仏で生まれたバジールやロートレック、セザンヌ、晩年を過ごしたルノワール、ニースの美術館に作品が集まるシャガールやマティス…彼らの色彩に南仏の大地と地中海の光は何をもたらしたのか?旅の出発地パリの戻りマネ、ドガそしてピドガそしてピカソの作品も鑑賞、天才たちの足跡を詳細に辿る。フランス絵画の成熟を目撃する第三巻。幻の単行本未収録原稿も追加した完全保存版。

目次 : プロヴァンスの風/ ゴッホの星/ クールベと南仏/ 運命を選択した画家/ 大衆の中へ画家が入る/ セザンヌの感情/ 静止しながら揺れる/ ルノワールの安堵/ ピカソと地中海/ 郷愁のシャガール〔ほか〕

【著者紹介】
伊集院静 : 1950年、山口県防府市生まれ。81年「皐月」で文壇デビュー。91年『乳房』で吉川英治文学新人賞を、翌年には『受け月』で直木賞を受賞。その後も『機関車先生』で紫田錬三郎賞、『ごろごろ』で吉川英治文学賞を受賞し、精力的な執筆活動をつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 佐々陽太朗(K.Tsubota)

    不具の画家ロートレックとムーラン・ルージュ。かつて絵を愛し優しかった少年が夜の町をさまよい、酒に溺れ、享楽にふける。踊り子や売春婦とともに過ごす日々に感心を寄せた。マネの白、そしてピカソの青。モディリアーニの描く身体の歪みやアーモンドの瞳。画家の人生や内面がどのような形で画に現れるのか。とりわけピカソを観るにつけ、それを考えさせられる。紹介された画の中で最も好きなのはロートレックの「ムーラン・ルージュ・コンサート・バル」。一番印象に残ったのはピカソの「泣く女」であった。

  • miho

    【2021-129】【図】フランス編最後の旅は南仏へ…。昨年、ロンドン・ナショナル・ギャラリー展で見たゴッホの『ひまわり』の輝くような黄色に魅了されて以来、ゴッホの黄色の利かせ方がお気に入りです。(iPhoneの待ち受けは『夜のカフェテラス』) 南仏は訪れたことがないので興味深かった!長い旅になりそうですが、次にパリを訪れることがあれば是非南仏まで足を伸ばしたいです。

  • たつ

    スペインに次いでフランスも。絵や作者ユカリの地を訪ねての旅。なんとも羨ましき旅。絵や作者の解説とご自身の感想をチョチョッと書いて。うーん、いい御身分。  ま、妬んでもしょうがない。いつか私も南フランス歩こうじゃないの! ミロの素直さ、ピカソの凄まじさ、モディリアニと藤田嗣治の艶めかしい裸婦、バジールの人柄、ゴッホ、マティス、シャガール…色々味わえた! おっと、この本のルノワールの最期の大作は、今回六本木で目の当たりに出来たんだよ〜

  • Yetina

    美術の本、旅の本としても面白い。フランスの美術館、画家の生地や由来の街など、絵画と共に紹介していく。フランスを旅したくなる本だ。絵画はわかる、わからないではなく「私たち鑑賞者は絵画を見て、ゆたかになればいい」と言う著者の言葉が自分にはしっくりきた。

  • takakomama

    著者がフランスの美術館を巡ります。最後の第3巻は南仏を経てパリに戻ります。絵画が描かれた当時と風景や社会体制が変わっても、残っている絵画を観る人々の感動は変わらないと思いました。10年ぶりに文庫本で再読。私の知識は、少し増えているみたいです。

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