火星に住むつもりかい?

伊坂幸太郎

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334929893
ISBN 10 : 4334929893
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
追加情報
:
400p;20

内容詳細

この状況で生き抜くか、もしくは、火星にでも行け。希望のない、二択だ。

密告、連行、苛烈な取り調べ。
暴走する公権力、逃げ場のない世界。
しかし、我々はこの社会で生きていくしかない。
孤独なヒーローに希望を託して――。
らしさ満載、破格の娯楽小説!

【著者紹介】
伊坂幸太郎 : 1971年千葉県生まれ。2000年、『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。’04年、『アヒルと鴨のコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞短編部門を受賞。’08年、『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞、第21回山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • yu さん

    Kindleにて読了。 正義って何だろう。住人同士が監視し合い、密告し、危険人物とみなされるや、平和警察によって連行され、拷問され、やってもいない罪を認めさせ、そして公開処刑。ギロチン使っての公開処刑のシーンなんて、人間の黒い部分が存分に現れていて、人間やめたくなる。「正義の味方」のフレーズだけで、フィッシュストーリーの森山未來を思い出してしまった。再読しないと。死んだ方がマシと思える拷問描写。理不尽を通り越した平和警察。それでも読む手がとまらない。『火星に住むつもり』で生きてみるのも悪くない。

  • starbro さん

    伊坂ワールド全開です!本作は理系的スパイス(昆虫学、物理学)がかなり効いています。ひょっとしたら東野圭吾のガリレオシリーズの影響でしょうか?魔女狩りは中世で消滅した訳ではなく、現代もしくは近未来でも生き続けていると思うと怖さを感じます。前作もそうでしたが、今回のタイトルもDavidBowieのLifeOnMars?だとは気づきませんでした。

  • 風眠 さん

    中世の魔女狩りみたいなことが現代で起こったら嫌だな。ありもしない罪をでっちあげ、拷問のような取り調べの果てにギロチン処刑されるのは嫌だな。その処刑を見て盛り上がる国民も嫌だな。集団ヒステリー状態で暴走する、誰も信じられない世の中は嫌だな。正義のヒーローがチャラーンと現れるのは小説では有りだけど、現実だったら登場してくれるのかな。娯楽小説と見せかけて、実は「人間は弱いから簡単に悪に傾いちゃうよ、自覚しなよ」って、問題提起されていると感じた。伊坂幸太郎の作品を読むのは初めてだったが、追いかけてみたくなった。

  • OCEAN8380 さん

    平和警察、本当にあったら恐ろしい世の中だなぁ。密告、冤罪、公開処刑何でもありだもんなぁ。それにしても伊坂さんの作品は面白い。

  • 聡美 さん

    なんでこのタイトルなんだろう…。一言で言えば、あんまり伊坂さんらしくない作品。 薬師寺警視長は可哀想だし、二瓶さんは真実を知れないし、すっきりしない。 でもただ一つ確かに言えることは、真壁さんが生きてて本当によかった。

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伊坂幸太郎

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で第5回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞しデビュー。04年『アヒルの鴨とコインロッカー』で第25回吉川英治文学新人賞、短編「死神の精度」で第57回日本推理作家協会賞(短編部門)、08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞・第

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