寮生 -1971年、函館。-集英社文庫

今野敏

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087455922
ISBN 10 : 4087455920
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
追加情報
:
340p;16

内容詳細

進学校の寮で起きた謎の転落死! 単なる事故か、それとも殺人か。寮に伝わる言い伝えと事件の真相に学生探偵団が迫る。70年代の函館を舞台に繰り広げられる青春学園ミステリー。

【著者紹介】
今野敏 : 1955年北海道生まれ。上智大学文学部在学中の78年に「怪物が街にやってくる」で第4回問題小説新人賞、2006年『隠蔽捜査』で第27回吉川英治文学新人賞、08年『果断 隠蔽捜査2』で第21回山本周五郎賞と第61回日本推理作家協会賞、17年「隠蔽捜査」シリーズで第2回吉川英治文庫賞を受賞。SF、伝奇アクション、ミステリなど幅広い分野で活躍。空手道「今野塾」を主宰する武道家でもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • しんごろ さん

    函館の男子高校の寮で事件が起きたゆるいミステリー⁉なのかな。1971年の舞台なんですが、うーん、あまり昭和っぽさがなく現代っぽい感じがしましたね。かろうじて学生運動をちょっと散りばめて、音楽によって、この時代背景を補ったという印象で、この時代背景を知りたかっただけに残念でした。ただ寮生活、男子高校生の異性に対する会話は楽しめましたし、文通は懐かしく、俺も昔したよと感慨深いものはありました。事件も高校の寮が舞台だけに円満?に解決という感じでして、サクッと読めますが、何か物足りなさを感じました(^^;)

  • Aya Murakami さん

    ナツイチ 2017 入学先の寮で起きた殺人事件がテーマの青春(?)ミステリー。今でもミステリーの世界では警察は信用されない傾向がありますが、こちらの小説では1971年ということで学生運動の影響のため権力に対する不信がベースに…。学生運動にしろメディアの警察官不祥事アンド隠蔽事件にしろいつの時代も役人って信用薄いのは変わらないというのは面白い構図です。 作中に若い人という映画が出てきましたが小説が原作の模様。読みたい小説見たい映画が増えてしまった。

  • 扉のこちら側 さん

    2018年152冊め。私立高校の寮での墜落死事件の真相を巡る話。事故か自殺か他殺かというミステリ要素はあるものの、全体の印象としては70年代の青春小説である。公衆電話の呼び出し、文通、喫茶店への立ち入りは禁止だがフルーツパーラーはOK等々。60年代の高校生とはまた違う雰囲気なので、70年代が舞台の小説を他にも読んでみたい。

  • NAO さん

    1971年、函館にあるその男子校寮で起きた事件の真相を探るミステリ。入学直後まだ浮わついている新入生の気を引き締める目的の入魂会にまつわる伝説は、本当なのか。自分の家ともいえる寮で起きた事件なのだからその真相を知りたいというちょっと青臭い少年たちの言動が初々しい、軽めの話だった。

  • カブ さん

    函館の私立高校の寮で二年生が転落死する。事故?自殺?殺人?寮生は真相を探る。子どもでもなく、大人でもない中途半端な年代の高校生が懐かしい。ミステリーというより、青春小説という感じ。

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今野敏

1955年、北海道三笠市生まれ。上智大学在学中の1978年に『怪物が街にやってくる』で問題小説新人賞を受賞。卒業後、レコード会社勤務を経て作家に。2006年、『隠蔽捜査』で吉川英治文学新人賞、2008年、『果断 隠蔽捜査2』で山本周五郎賞と日本推理作家協会賞、2017年、「隠蔽捜査」シリーズで吉川英

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