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怪談狩り あの子はだあれ? 角川ホラー文庫

Ichiro Nakayama

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041083246
ISBN 10 : 4041083249
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2019
Japan

Content Description

生駒山の池で家族が遭遇した怪異が、時を超えて繰り返される「拉致された?」、高層マンションの窓に張り付き、ニタッと笑っては落ちていく男が不気味な「二十二階の男」、祖父母の家で少女が出会った赤い着物姿の子ども、祖父が見せた光景に震撼する「蔵の中」、その家に住んだ人は必ず亡くなるという物件の秘密をつづる「不動産」など76話。伝承の断絶のせいか、狐狸妖怪の仕業か?土地や家にまつわる心底怖い怪談実話集。

目次 : 花嫁/ 来客/ 一休さん/ 三叉路にいるモノ/ 拉致された?/ 二十二階の男/ メリー・ポピンズ/ お天気カメラ/ オレンジ色/ ごろごろ〔ほか〕

【著者紹介】
中山市朗 : 兵庫県生まれ。怪異蒐集家、オカルト研究家、放送作家。作家育成塾「作劇塾」の塾長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ねりわさび

    霊感が全くない著者が収集した短編怪談。それゆえに現実に起きた霊的事象のみが書き連ねられる。SNSやyoutubeでアップされた語りよりも細やかに著され新鮮度は高い。最終章間際に有名妖怪の話が組み込まれていて興味深かったです。

  • 田中

    76編の実話怪談集。その中にある「友人への供養」という体験は、怪談とかの類いではない。猟奇的な殺人事件のようで戦慄をおぼえます。その怪事件は、京都の町を一望できる峠のパーキングエリアのトイレで起こった。そこで教師が奇怪な変死をする。いったい彼は何を目撃したのか?人の命を奪う怨霊がこの世にいるのか?と、僕は考え込みました。著者はその後に実際に行くが現場は当時と全く変わり果てていた。でも、くだんのトイレだけは残っていたそうです。こんな忌まわしい建物が現存するとは、本当に恐ろしい。【日本の夏は、やっぱり怪談】

  • そうさん

    前半は狐・狸の話が多く、期待してたのとは違うかなと思っていたが、後半は怖くて、これを待っていたという内容で引き込まれた。三木和尚の話、本人の語りでも聞いたが、少し内容が細かくなっていて、読み応えあった。峠って、どこの話なのだろう…。神社跡地って、そんなところに家を建てるのは信じられない。怖すぎる。現役の神社でも、神社って相性もあるし、合わない感じがしたら、下手に足を踏み入れないほうが良さそう。

  • さといも

    神さま…怖いなぁ。その話が強烈でほかの話がとんでっちゃった。

  • meow3

    新耳袋と同様、実話系怪談で怖さ不思議さの加減が絶妙で大好き。現実逃避に最適なのですが、弱っている時に読んだら見事に熱を出しました。

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