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ISBN 10 : 4334046592
Content Description
日本各地のロードサイドに大型商業施設が建設され、その土地固有の歴史・自然・風土が顧みられなくなる。まるでファストフードのように、生活や文化が均質化されていく。こうした問題意識から2004年に出版された『ファスト風土化する日本 郊外化とその病理』(洋泉社新書y)は東北エリアを筆頭に、同様の危機感を抱く地域で爆発的なヒットを記録した。―それから十九年。もはやファスト風土が日本の隅々まで浸透した今、郊外は社会の何を象徴しているのか。好きでも嫌いでもない「地元」で過ごした日々にはどんな意味があったのか。小説家・建築家・研究者ら13人の知見から考える、郊外のいままでとこれから。
目次 : 序章 ファスト風土とは何か/ 第1部 考察編 ファスト風土論を再読する(地元に残れなかった者の、地元愛/ ファスト風土暮らしの若者論/ 8ミリフィルムが捉えた秋田とファスト風土/ 郊外写真の系譜―ファスト風土はどう視覚化されてきたか/ 風景のリミックス―新海誠とポスト郊外の想像力/ ファスト風土世代の事件―悲しみを受け止める街の必要性)/ 第2部 実践編 脱・ファスト風土な世界をつくる(見立てのファスト風土リノベーション/ ファスト風土から谷中へ/ ファスト風土化する街を駅から耕す/ イタリアから学ぶ脱ファスト風土/ センシュアス・シティとファスト風土―「食」から考える地方創生/ 女性が地方で生きやすくなるために/ スローでボトムアップなまちづくり―裏原宿・西荻窪・立川/ ヴァーチャル・ファスト風土批判)/ 第3部 「第五の消費」のまちづくり(脱ファスト風土化の新動向/ 第五の消費社会5つのS)
【著者紹介】
三浦展 : 1958年新潟県生まれ。社会デザイン研究者。’82年一橋大学社会学部卒業。(株)パルコ入社。マーケティング情報誌「アクロス」編集室勤務。’86年同誌編集長。’90年三菱総合研究所入社。’99年カルチャースタディーズ研究所設立。消費社会、家族、若者、階層、都市、郊外などの研究を踏まえ、新しい時代を予測し、社会デザインを提案している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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冬佳彰
読了日:2023/07/12
ろべると
読了日:2023/06/26
HALI_HALI
読了日:2023/07/23
iwtn_
読了日:2023/06/10
snzkhrak
読了日:2023/12/25
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